Last Updated on 2023年12月16日 by admin
ネットワークビジネスを始めたら開業届は提出する必要があるのか?
と悩んでいる方がいらっしゃるかもしれませんね。
たしかに最初は分からないことばかりですよね。
今回は、その開業届について解説いたします。
ネットワークビジネスでも開業届は必要
結論から申しますと、ネットワークビジネスを始めた場合は、開業届が必要です。
ネットワークビジネスは、個人事業主になるため開業届を提出します。
ただし、
開業届を出さなくても罰則はありません。
そのためなのか、ネットワークビジネスをしていても、開業届を出していない方や出そうか悩んでいる方が多い印象ですね。
ネットワークビジネスは、始めるための資金がほとんどかからず、気軽にローリスクの副業として始められます。
そのせいか、個人事業主としての意識がないままビジネスをしている方が多いようです。
しかし、本来は副業であっても個人事業主であることには違いありませんので、開業届を出すべきなのです。
目次
開業届を出す方と出していない方の違い
開業届を出す方は、ネットワークビジネスの成功者になる方です。
成功する前の始めた直後から開業届を出している方がほとんどです。
それだけ、ネットワークビジネスを始めるときに、成功するぞ!という覚悟があるのでしょう。
一方、ネットワークビジネスを始めて6ヶ月以内に挫折して辞めていく方は、100%と言ってもいいほど開業届を出していないというのが現実です…
そういった意味でも開業届は出しておくべきなのかもしれません。
これは所得税法で決められているからではなくて、ネットワークビジネスにおいて成功者となるためです。
ネットワークビジネスの開業届はいつ提出するのか?
今まで開業届と呼んでいた書類は、正しくは、「個人事業の開廃業等届出書」と呼びます。
「個人事業の開廃業等届出書」は、開業後の1か月以内に提出することになっています。
開業とは、ビジネスメンバーとして登録したときを指します。
ただ、起業後1か月以上過ぎてしまっても、1年以上過ぎてしまって問題はありません。
罰則はないので、あなたがまだ開業届を出していなかったらすぐに出しましょう。
ネットワークビジネスの成功者にまた1歩近づけます。
税務署に行って開業届を出したい旨を伝えれば、丁寧に教えてくれます。
開業届を出している場合と、出していない場合とでは、確定申告のときに違いが出てきます。
開業届を提出していると、ネットワークビジネスの収入は事業所得です。
一方、出していなければ雑所得扱いです。
会社員がネットワークビジネス副業でしている場合であっても、開業届が認められれば事業所得です。
開業届を提出していない場合でも、ネットワークビジネスにおける収入が年間20万円以下ならば申告は必要ありません。
しかし、
ネットワークビジネスにかかった経費をきちんと申請したいのであれば、開業届を出して事業所得にした方が税務上もお得になる場合があります。
開業届を書くにあたっての注意点
開業届を書くときに記入に悩むのが下記3点だと思われます。
・職業
・屋号
・事業の概要
まず、職業についてですが、インターネットで集客するネットワークビジネスの場合なら「インターネットビジネス」でいいでしょう。
次に、屋号については未記入でも構いません。
税務署員の方が厳しいのは、納税するときのみなので、開業届のときは極めて穏やかな雰囲気なので安心してください。
最後に、事業の概要につてですが、インターネットビジネスとは言ってもさまざまありますので、具体的にどう書くかが悩みますよね。
ここもアバウトに「ホームページ運営、インターネット集客」でもいいと思います。
他には、「インターネットで集客するネットワークビジネス」でもいいと思います。
要は「個人事業をこのような内容で開業します。」ということが伝われば問題ないので、あまり悩み過ぎないで大丈夫ですよ。
まとめ:
あらためて申しますと、ネットワークビジネスを始めるときに開業届を提出することをおすすめします。
それは、あなたが6カ月で挫折して辞めるのではなく、ネットワークビジネスの成功者としてなるための意識づけのためにも提出することが好ましいです。
気持ちとしてもスッキリするでしょう。
税務署に行けば、丁寧に説明してもらえるので安心して相談できます。
ちなみに、2月中旬から3月中旬は確定申告の時期です。
混み合っている可能性があるので避けたほうがいいかもしれません。
忙しくない時期の方が丁寧に対応していただけると思います。
きちんと開業届を提出したら「個人事業主になった!」という自覚が持てます。
開業届の提出について考えてみてください。