ネットワークビジネス(MLM)の歴史とねずみ講の出現

Last Updated on 2023年12月16日 by admin

ネットワークビジネスの歴史

今でこそ正当性も認知されはじめたネットワークビジネスですが、その歴史はいつから始まったのかご存じですか?



ネットワークビジネス(MLM)システムを考案したのは、カール・レーンボルグ博士とされています。

人件費や労力がかかる訪問販売よりも効率的な販売方法として口コミを利用したネットワークビジネスを考えだしました。

それが。。。

自社製品を愛用してくれる消費者に、販売する権利と販売員を募集する権利を与えるシステムだったのです。

商品の販売手数料のほかに、自らが獲得した販売員の売り上げに対してもコミッションを手にできるマルチレベルマーケティング(MLM)なのです。

 

世界で初めてMLM販売システムを導入した企業は、1934年に直接販売方式として創業したカリフォルニアビタミン社(後にニュートリライト社と改名)とされる。

ほぼ同時期の1940年にスワイプ(現ネイチャーケア)も誕生。
ですので、世界的に見た「ネットワークビジネス創世記」は、1930年代後半となる。

 

 
オンライン(インターネット)集客ネットワークビジネス(MLM)
 

日本におけるネットワークビジネスの幕開け

日本のネットワークビジネスは1960年代から始まる。

1963年に、タッパーウエア上陸
その販売形態は現代のMLM展開法と異なり、ホームパーティを中心とした訪問販売でした。

しかし、ディストリビューター制による口コミ販売方法は、まさにネットワークビジネスの幕開けと言えるでしょう。

このタッパーウエア社は、現在でもネットワークビジネス業界の模範的企業として活動をつづけています。

1968年、スワイプ・ジャパン(現ネイチャーケア・ジャパン)上陸

 

1970年代 ピラミッド商法企業の上陸

1970年代初めAPOジャパン(カー用品)、ホリディマジック(化粧品)、ベストライン(洗剤)が日本上陸を果たした。

いずれの企業もピラミッド商法であり人集めに長けていたことから、我が国におけるネットワークビジネスの誤解が生まれ始めたのである。

当時のピラミッド商法は、高額の登録料、大量買い込み、粗悪な商品というマネーゲームの様相を呈していた。

さらに、強引な販売と勧誘手口により多くの被害者が発生した。

 



1970年代は天下一家の会などのねずみ講といった悪質商法が横行した時代でもあります。

それを取り締まる法律もなかったため、多くの被害者を生み出してしまいました。

この事件により、ねずみ講(無限連鎖販売)という言葉が日本中に広まったのです。

 



1976年に、「訪問販売等に関する法律」(後の特定商取引法)が制定されました。

この法律は、訪問販売と通信販売も含めた無店舗販売を取り締まる法律です。

この法律により、ネットワークビジネスは「連鎖販売取引」として規定され、本来の正しい販売形態としての成長が始まりました。

1975年に日本シャクリーが、1979年に日本アムウェイが上陸し、80年代以降、劇的に成長期へ進んでいきました。

 

歴史についてはここまでにしますね。

今では当たり前とされている通販でさえ認知されるまで100年かかったことを思えば、数十年の誤解も仕方ないですね。。。

世間に誤解があったからこそ、何もない私でも結果を出せた!と、思っているのです、実は。

 

 

ネットワークビジネスの意義

  • MLMは合法的な流通システムである
  • 多くの人々にチャンスと富を提供しつづけている
  • 現在では多くのMLMの企業が世界中で展開されている

ということです。

 



この流れは、誰にも止めることはできません。

MLMは素晴らしい流通システムだからこそ、世界中で展開されるようになったのです✨

そう!

世界ではMLMは当たり前のビジネスなんです。

なのに・・・!

日本では・・・ネズミだあああ!  イタチだあああ!

 

なんて超歓迎されちゃってる・・・

なんででしょう・・・



でも、ね、

これってかなりもったいない

ことなんだと思いませんか?
だって、

MLMには、多くの人を魅了し続ける大きな魅力があるのですから。