Last Updated on 2023年12月16日 by admin
離婚した時は「もう結婚はこりごり、今日からはこの子の為だけに生きよう」、あるいは死別した方は「この悲しみを忘れる日なんて決してこない」と思っていたのに、何年かたって何か物足りない渇きを抱えている自分に気が付きませんか?
育児や家事、仕事に追われ、時間も体力も精いっぱいの毎日が、最初は悲しみや苦しみを忘れさせてくれてありがたかったのに、最近はなぜかため息が混じってしまう。
この気持ちを誰かに分かってもらいたい。
あの優しい上司に相談しようかな?
それともいつも誘ってくれるあの人と今度はデートしようかな?
でもダメダメ子供がいるから。
悩みは尽きないですよね。。。
そんなシングルマザーの恋愛のお悩みをここで一挙に解決しましょう!
目次
シングルマザーの恋愛はタブー
恋愛の自由
あなたはお母さんですが一人の女性でもあり、一人の人間です。人は誰でも(結婚していない限り)自由な恋愛をする権利があります。大手を振って恋愛しましょう!
心の束縛から自由へ
そもそも恋愛って「したいからする」、「してはいけないからしない」ものでしょうか?
したくてもできなかったり、してはいけなくてもしてしまうものですね。
あなたが今恋愛をしたくて、更に適切なお相手がいるのならそんないいチャンスはありません。
それを「グッドタイミング」というのです。今が心のしがらみを解く良い時と言えます。
「でも子供が………」
それを称して「言い訳」といいます。
あなたは自分が新しい挑戦に対して踏ん切りをつけられないことの言い訳です。
確かに子供は一番大事です!でも子供がいることを含めてあなたの実情です。
実情に即した方法を選びましょう!
子供の為に恋愛を諦めて毎日暗い顔をしていたり、グチグチ言ったり、果てはフラストレーションが高じて暴力を振るったりしては元も子もありませんよね。
「ママはあなたのために頑張っているのよ」という言葉は勿論、態度や物腰だけでも子供には大きなプレッシャーになります。
子供は言葉や態度に表さなくても心の奥底に大きな傷となり、幼い程生涯の心のしこりとなって人格形成に影響します。
どうぞ子供の為に、優しいママでいてくださいね!
節度のある恋愛はその為の“妙薬“とも言えます。
シングルマザーの恋愛、具体的なお悩みとその解決策
とは言えシングルマザーの恋愛には個人や社会の様々な概念や観念が立ちはだかって邪魔をしています。そんな時どうすればよいのでしょうか?その対処法をここで学びましょう。
周りの目が厳しい
シングルマザーの恋愛にはまだまだ社会一般の理解は進んでいません。冷たい目や厳しい目が向けられ、なかなか大っぴらに交際することができないのは残念なことです。なぜでしょうか?
- 子供が自立するまでは恋愛は我慢して育児に徹するのが母の道である。恋愛によって育児がおろそかになるから
- 恋愛に走り子供が二の次になり、寂しい思いをさせて可哀そうだから
- 相手の男性が子供に暴力を加える等の心配があるから
という子供を心配してのありがたい忠告です。
このようなことを身近な人から言われたら「いつもお気遣いありがとうございます」と感謝の言葉を述べてから、「私も気を付けますが、至らないところや気が付かない点がありましたらどうぞ教えてください」とお願いします。
するとその方の反応がガラッと変わり、今後あなたに協力的になります。
厳しい目には
きちんとした挨拶とお礼の言葉、お願いで自分の味方に引き寄せれば、同時に子供を見守る目も増やすことができます。
シングルマザーであることを彼に言うべき?
子供がいることを隠して自由に恋愛したい気持ちは分かりますが、、、
考えても見てください。
あなたは何かの事情で一人で子供を育て、泣いたり笑ったり苦労してきて今のあなたがいるのです。
それを隠すことはつまり自分を否定することと同じです。
その上に立った恋愛はイコール虚偽の恋愛です。
いずれは破綻します。
彼もそんな今のあなたが好きになったのですから、何も隠す必要はありません。
もし子供のことを知って離れる彼ならば、どんなことでも別れる原因になるでしょう。今別れた方がましです。
最初から子供のことを彼に告げ、会う時間が限られること、家には呼べないこと、子供の病気などで突然デートをキャンセルすることがあることなどをしっかり話し合いましょう。
時間もお金も限られた中での恋愛です。子供に合わせたスケジュールで無理なく続けられるように彼に協力してもらうことが肝心です。
子供がいることを告げ、こちらの都合に合わせてもらう
子どもに彼を会わせる?
彼と子供を合わせて上手くいけば一緒にデートもできるし、家に招待することもできます。時間の制限も少なくなります。会いたければいつでも会えるかもしれません。
でもちょっと待ってください。
子供の年齢にもよりますが、子供がお母さんの恋愛を理解するのは非常に難しいものなのです。お母さんの嬉しそうな楽しそうな顔を見るのはいいけれど、その中にあるいは声のトーンに女の顔が見え隠れするのは、子供にとって見たくない部分です。
特におとなしいお子様の場合、たとえすぐに彼に懐いて仲良くなっても、それを真に受けない方が無難です。状況に反応して、お母さんの為にお母さんの気に入るように行動している場合が多いからです。
小中学生の場合は反抗期も重なりますので、お母さんの恋愛には概ね否定的です。
特に男の子は小さな子でもお母さんが恋人ですので、お母さんを取られることは大反対です。
二人のお付き合いが充実して結婚に進むことが確定するまで、家庭と恋愛は別々に考えましょう。
二人に結婚する意志が固まったら初めて子供に合わせます。子供が同意してくれれば良いのですが、そうでない場合は子供が納得するまで待ちます。
あるいは今までの状態を続けます。
状況によっては別れる場合もあるでしょう。
なぜなら
小さいお子様の場合、少しずつ慣らすということも考えられますが、子供が彼と仲良くなって、もし二人が別れる場合は子供が寂しい思いをしなければなりません。
それに比べ子供が納得しないで二人が別れる場合は、大人が辛い思いをするだけです。どちらが良いでしょうか?
子供にとってはよそのおじさんです。あくまで子供の意志を尊重して、子供を傷つけないように、後々の人生にしこりが残らないようにしましょう。
結婚の意思が固まるまで、子供に彼を会わせない
彼に子供を受け入れてもらえる?
子供と一緒の交際が始まってもすぐにそれを期待しない方がいいでしょう。無理もないことです。あなたが逆の立場だったらどうでしょうか?いくら好きな人の子供でも前の奥さんとの子です。
しかも顔が全然似ていなかったりしたら、すぐに可愛がれますか?
まして未婚の男性の場合は子供の実態も接し方も分かりません。
子供がいる男性でも自分の子供しか知りません。
そして今自分の子供が知らないおばさんに慣れるように気を遣わなければなりません。
ゆっくりと時間をかけて自然に仲良くなるのを待ちましょう。
相手を理解しようとする気持ちがわだかまりを溶かします。
焦らずに期が熟すのを待つことです。
再婚は?
交際が進んでくると考えるのは再婚のことです。
一度失敗しているのでどうしても臆病になりがちですが、着実にステップを踏んだうえで二人の愛が確実なものとなれば、幸せな再婚にゴールインするでしょう。
でも交際が始まってすぐに再婚を意識しすぎると、彼にとって負担になります。
また、いつも会いたいばかりに再婚を急ぐと、知らない者同士のギャップが生じますし、子供にどんな反応が出るか分かりません。
気持ちは分かりますが子の親であることを認識して、ここは我慢しましょう。
いくら愛し合っても子供や他の事情で再婚出来ないこともあるでしょう。
だからといって交際を諦める必要はありません。
今まで通りにお付き合いを続けましょう。
慈しみ慰め合う二人の関係が家庭や仕事にも大きなプラスになるのです。
再婚にこだわらないことです。
終わりに―シングルマザーの恋愛を成功させるには
シングルマザーの恋愛は休息時間と同じです。
仕事に家事・育児と毎日頑張っているお母さんへの潤いの水です。
この時だけは全てを忘れ一人の女性として安らぎのひと時を享受しましょう。
でも、帰宅した瞬間あなたは母親の顔に戻らなければなりません。
子供には世界でたった一人のお母さんです。
替わりはいません。このことを肝に銘じて、母の顔、仕事の顔、女の顔を上手に使い分けて、あなたの恋愛を成功させてくださいね。
三つの顔を使い分けること