Last Updated on 2024年10月22日 by admin
Vyvo Japanは、2019年に日本支社ができたばかりのネットワークビジネス(MLM)会社です。
まだ知られていないことも多く、「Vyvoってどんな会社なの?」「将来性はあるの?」と気になっている方も多いことでしょう。
また、「Vyvoのスマートウォッチで稼ぐことはできるのか?」も知りたいところですよね。
今回は、Vyvoの活動内容や報酬プラン(仕組み)、Vyvoのスマートウォッチ最新モデル「vista+」等について、独自に検証した内容をご紹介します。
ネットワークビジネス(MLM)は会社選びが大切です。
ネットワークビジネス(MLM)業界では珍しく、スマートウォッチを扱うVyvoを選ぶべきか、公平に判断するための材料としてお読みいただければ幸いです。
目次
Vyvo(ヴィーヴォ)とはどんな会社?
まずはVyvoがどんな会社なのかを見ていきましょう。
会社概要
Vyvoはもともと、World Global Network (通称:WGN)という社名でしたが、最近になってVyvoへ社名変更しています。
World Global Networkは、カリスマ経営者として知られるファビオ・ガルディ氏が2011年に設立しました。
親会社は米国のヒーロー・コープ社(旧ワールドメディア&テクノロジー社)で、Vyvoはヒーロー・コープ社が開発・製造する製品の販売パートナーです。
- 会社名 Vyvo Japan株式会社
- 所在地 東京都渋谷区代々木1-30-14
- 支社 12か国以上
経営理念
Vyvoはどのような理念に基づいて事業を行っているのでしょうか。
Vyvo Japanの公式サイトには次のように記載されています。
VYVO™は人々の生活を豊かにする革新的なテクノロジーを創り出しています。
Vyvo Japan公式サイトより引用
さらに詳細を読み解いていくと、Vyvo製品を通して得られた個人データは、本人の健康に役立てられるのはもちろん、セキュリティを保護した上で、健康・医療分野の研究機関にも提供していくとあります。
オリジナルの高度なテクノロジー製品を通して、人々の生活をより健康で豊かにし、医療にも役立てていくことが、Vyvoの理念であり、また強みであるということでしょう。
取扱製品
Vyvoでは、スマートウォッチや体組成計、サプリメント(シュガーバスターなど)といった、健康に関わる様々な製品を扱っており、特にウエアラブル端末に注力しているようです。
Vyvo Japanの公式サイトによると、「国によって提供されないサービス・製品があります」と記載されています。
現在Vyvo Japanの公式サイトで紹介されているのは、スマートウォッチと体組成計のみでした。
ネットワークビジネス(MLM)では、化粧品やサプリメントが主力製品の会社が多いですが、そうではないところが、まずVyvo Japanの注目ポイントですね。
Vyvoの最新モデルのスマートウォッチ「vista+」については、次の章で詳しく見ていきます。
Vyvo(ヴィーヴォ)のスマートウォッチについて
ここでは、Vyvo製品の「vista+」や、スマートウォッチ市場の動向についてお伝えします。
スマートウォッチとは
スマートウォッチとは、CPUを搭載した腕時計型の電子機器で、「スマートバンド」「活動量計」「ウエアラブル端末」などと呼ばれることもあります。
「ウエアラブル」とは「身に付けられる」という意味であり、“スマートウォッチは身に付けられる端末である”と捉えると分かりやすいですね。
Vyvoの最新スマートウォッチ「vista+」の機能
「vista+」は、これまでに発売されたVyvo機器のすべての機能を搭載したスマートスウォッチです。
「vista+」の機能は次の通りです。
- 休息時・運動時の心拍数、呼吸数、活力レベルを記録・分析
- 24時間バイオメトリクス記録
- ストレスレベルと情緒レベルを分析・モニタリング
- 心拍数のモニタリング、HRV分析
- 大気質のモニタリング
- 歩数、消費カロリー、立ち時間などの運動状態を追跡
- 17種類以上のスポーツモードの選択
- 7種類のランニングモードの選択
- カラーラン(ランニング中の心拍数値に応じて表示色が変化)
- 睡眠の質を分析・評価
- 電話に接続せずにアクティビティを記録、追跡
- 着用したまま泳げる防水機能
- バッテリー持続は10日以上
- 各種のスマート通知
- ブロックチェーン技術によるセキュリティ確保
- ワンタッチ決済が可能なVYVO PAY
ご覧の通り、「vista+」は数多くの機能が凝縮されたハイスペックなスマートウォッチであり、これほど多彩な機能を備えているウエアラブル端末はなかなかないレベルです。
スマートウォッチ市場の最新動向
ここまで読んだ方は、「vista+」を大変魅力ある製品だと感じ、「これならどんどん売れそう」と思うかもしれません。
ここでは、スマートスウォッチ市場の最新動向についても見ておきましょう。
健康意識の高まりもあって、生活をより便利にしつつ、健康管理もできるスマートウォッチは人気が急上昇しています。
とりわけ人気が高いのが、アメリカ・Appleのスマートウォッチ「Apple Watch」です。2015年に発売して以来、年に一度のペースで新シリーズを発売しています。
「Apple Watch」の現在の価格は、最安値で19,800円(税抜)~、高額なものは10万円以上です。
また、日本女性にも人気のブランド、ケイト・スペードニューヨークでは、ファッション性の高い女性向けスマートウォッチを発売しています。
2020年の最新版は4,4000円(税込)と高めの価格ですが、「かわいくて軽くて使いやすい」と女性の心をつかんでいます。
こうしてみるとそれなりに高額なスマートウォッチが多いですが、スマートウォッチは高額商品だけが売れ筋かというと、そうでもありません。
中国メーカーのXiaomi(シャオミ)は、日本向け新製品として3,839円(税込)という激安価格のスマートウォッチ「Mi Smart Band 4」を発売し、大ヒットしています。
シャオミは2019年12月に日本へ初上陸したばかりですが、コスパの良さや、SNSでの情報配信効果、Amazonでも買える手軽さなどから人気が高まったようです。
Vyvoの製品は、「NB会社の中ではライバルが極めて少ない」のは事実としても、市場全体で見れば、スマートウォッチを扱う有力なライバル会社は多く存在するのです。
Vyvoでネットワークビジネス(MLM)を成功させるのは、簡単なことではないかもしれませんね。
次の章では、Vyvoのネットワークビジネス(MLM)でかかる費用や報酬プラン(仕組み)を見ていきましょう。
Vyvo(ヴィーヴォ)ビジネスの初期費用と報酬プラン(仕組み)
Vyvoのネットワークビジネス(MLM)の仕組みをご紹介します。
初期費用
「vista+」の定価は42,000円程度ですが、ビジネス会員は最初に5個(約20万円程度)のまとめ買いをするケースが多いようです。
まとめ買いの名目は貸し出し用としているようですが、ビジネス会員として活動するためには一定額以上の自己購入が必要であり、自己購入額が大きい方がリターンも大きくなる、という真意が見えてきます。
しかしながら、稼げるという前提により多額の初期費用を伴うネットワークビジネス(MLM)(MLM)は、いかがなものでしょうか?
稼げるとの思い込みで購入した人たちの末路を考えるならば、大切な友人に勧められるものではないように思えます。
また、スマートウォッチは、サプリメントや化粧品などの消耗品とは異なり、ほとんどの人は1個買えば、それを長期間使い続けます。
このような製品で稼ぐためには、たくさんの顧客を獲得する必要があり、難易度は高めといえます。
まとめ買いしてから後悔しないためにも、初期投資にかける費用はよく考えた方がよさそうですね。
ネットワークビジネス(MLM)会社の中には、初期費用が1万円未満の会社も、少ないながら存在します。
毎月の費用
Vyvoのネットワークビジネス(MLM)には、初期費用だけではなく、毎月のランニングコストもかかります。
毎月の費用は3,000円~10,000円程度です。
1カ月3,000円程度の場合、1日100円と考えると、そう高くはないと捉えることもできます。
しかし、継続するだけでお金がかかるとなれば、ダウンを増やせないビジネス会員では、毎月のように赤字が膨らみつづけることとなります。
報酬プラン(仕組み)
Vyvoの報酬プラン(仕組み)はバイナリーがベースとなっています。
バイナリーでは、自分の真下の左右に一人ずつのダウンを持ち、3人目以降は左右のダウンの下にポジショニングする仕組みです。
上位者がスポンサーした登録者も、自分以下のグループにポジショニングされる(スピルオーバー)ので、自分のスポンサー能力が低くても組織ができやすいことです。
そのため、「2人だけ紹介したら稼げる」または「何もしなくても、上位者が自分の下にダウンをつけてくれるから稼げる」との魅力的なトークによるメンバー獲得が日常的におこなわれているようです。
バイナリーでは自分の左右の組織のうち、小さいグループの利益が自分の収入になるため、全ての努力が報われるわけではないという側面もあります。
Vyvoの報酬プラン(仕組み)を具体的に見てみると、まずは「チームビルダー」になり、次に「チームディベロッパー」へステップアップするのが早道です。
チームビルダーになる条件
⇒2人を直接紹介し、それぞれに一定額以上の購入があること。
チームディベロッパーになる条件
⇒2人の直接紹介者がチームビルダーになること。
ここからさらに左右へチームビルダー、チームディベロッパーを増やしていくことになります。
<ボーナスの種類>
Vyvoで受け取れる報酬の種類をご紹介します。
- ファストリファラルボーナス
自分の顧客が製品を購入した時に売上の10%がもらえる。 - チームボリューム コミッション
左右両チームの売上のSVのうち、共通分が支払われる。 - マネーボックス
チームボリューム コミッションの共通ボリュームに対し、$1を追加で割り当てて累積していくもの。ただし、12ヶ月連続でアクティブ状態を保持するという条件つき。 - ビルダーブリック ボーナス
直接紹介した顧客がチームビルダーになる度にもらえるボーナス。 - ジェネレーション マッチング ボーナス
自分の下位10階層にいる各メンバーのチームボリューム コミッションに対してもらえるボーナス。 - ビジネス ディベロップメント ボーナス
4週連続でダイヤモンドサイクルランク以上を獲得するともらえるボーナス。
トークンについて
Vyvoでは、ウエアラブル端末をつけている人から個人データを収集しているため、その対価としてトークンが得られる仕組みになっています。
トークンがどのくらいの収入になるのかは不明ですが、本来はネットワークビジネス(MLM)で報酬プラン(仕組み)に基づいて稼ぐ会社なので、あまり期待はしない方が無難かもしれません。
Vyvo(ヴィーヴォ)の評判と見解
Vyvoの評判についてはどうでしょうか?
ビジネス会員さんからは、
「製品は素晴らしく、価格も妥当であり、インターネットで仲間を増やせるので稼げる」
「成長段階会社であり、非常に将来性のある会社だ」
などの声があがっています。
一方で、商品がなかなか手元に届かない時期があったという、気になるトラブルの口コミもありました。
ビジネスはスピード感が大事ですから、この点は改善されていることを期待したいですね。
また、ビジネス会員さんから製品の紹介を受けた人の中には、
「買いたいとは思わなかったし、稼げるようにも思えなかった」
という意見がありました。
Vyvoについての見解は人それぞれですが、筆者がここまでの記事内容から思うことは、Vyvoで稼ぐには、ハイレベルなビジネスセンスと、相当な人脈が必要だということです。
高機能製品の魅力を伝えるためには、それなりの専門知識も必要でしょう。
また、成長段階のネットワークビジネス(MLM)会社には、安定期の会社とは異なり、先行きを見通すのが難しいという懸念もあります。
メルカリのサイトでは、「vista+」をはじめ未開封のVyvo製品が割安価格で数多く売られています。
もちろん事情は分かりませんが、少なくとも普通の人脈の人や、ネットワークビジネス(MLM)に慣れていない人には、Vyvoで稼ぐのは難易度が高いというのが筆者の見解です。
まとめ
Vyvoについて見てきました。
Vyvoをネットワークビジネス(MLM)の視点から見た時のメリット・デメリットをまとめると次のようになります。
Vyvoのメリット
- 多彩な機能を搭載したハイスペックなスマートウォッチを扱っている
- 製品を使うことで、自分の健康に役立てられる
Vyvoのデメリット
- 高い初期費用と毎月の費用により、損害を受ける可能性は否定できない
- 消耗品ではないため、稼ぐには難易度が高い
- スマートウォッチは有力なライバル会社が多い
- 成長段階の会社であり、先行きが見えにくい
ここで注目すべき点を示します。
売上ランキングトップ100位に入っている会社のほぼすべてが消耗品であるサプリメントや化粧品を主力製品としている会社なのです。
参考記事:
ネットワークビジネス(MLM)会社一覧2019年・売上ランキング・選び方他
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健全・堅実なネットワークビジネス(MLM)とは、初期費用およびランニングコストにリスクがなく、安定収入となる美と健康の消耗品なのです。
できれば、インターネット集客が可能なネットワークビジネス(MLM)です。
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