ネイチャーズフリークエンシーズ のネットワークビジネスを徹底検証

ネイチャーズフリークエンシーズ

Last Updated on 2023年12月16日 by admin

Nature’s Frequencies(ネイチャーズフリークエンシーズ)という会社をご存じでしょうか?

アメリカのネットワークビジネス(MLM)会社で、食品の鮮度を保つフードフレッシュネスカードや、電磁波から身を守るEMFシールドなど、地球や健康に関わる商品を扱っています。

Nature’s Frequenciesの公式サイトは、アメリカ版の公式サイトを日本語に翻訳できるようになっています。

しかし、日本ではまだまだ情報が少ない会社です。

本記事では、商品や報酬プラン(仕組み)など、気になる情報をまとめました。

プロ目線で懸念するのは、多くの人にとって生活必需品ではない商品を、ネットワークビジネス(MLM)で扱うことのリスクです。

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会社概要

 

ネイチャーズフリークエンシーズ 特許

米国発のNature’s Frequenciesは、2013年から独自ブランド商品を製造しているネットワークビジネス(MLM)の会社です。

地球環境や人の健康に配慮した商品を開発しています。

日本ではまだあまり知られていませんが、アメリカでは様々なメディアに取り上げられているようです。

公式サイトによると、これまでに11の賞を受賞し、5つの米国特許も取得済みのようで、特許は今後さらに増える予定であると記載されています。

Nature’s Frequenciesの主力商品は、フードフレッシュネスカードやEMFシールドです。

  • 住所 244 Liberty St. BLDG 6 Brockton、MA 02301 USA
  • 電話番号 508-510-6189
  • CEO・創設者 リックハスラー
  • 社長・創設者 RJハスラー
  • Nature’s Frequencies公式サイト https://naturesfrequencies.com/

商品について

Nature’s Frequenciesの商品を見てみましょう。

商品は単品販売とセット販売があり、定期購入(オートシップ)も用意されています。

単品

単品の商品は次の通りです。

食品鮮度カード(Food Freshness Card) 75ドル
EMFシールド(EMF Shield) 50ドル
アースカード+(Earthing Card+) 299ドル
救済パッチ(Relief Patch) 60ドル
焼きパッチ(Burn Patch) 60ドル
ニトロパッチ(Nitro Patch) 60ドル
免疫パッチ(Immunity Patch) 60ドル
睡眠パッチ(Sleep Patch) 60ドル

 

<食品鮮度カード(Food Freshness Card)>

 

ネイチャーズフリークエンシーズ 食品保存

冷蔵庫などの食品が保管されている場所へ置いておくことで、食品の鮮度を保持できるカードです。

家庭で食品を長持ちさせることで、世界的に問題になっている食品廃棄物の削減にも貢献できます。

食品鮮度カードは約1年間使用が可能です。

  • 価格:75ドル(1個入り)

 

食品の鮮度を保つための商品は、日本でもよく見かけますよね。

参考までに、楽天で購入できる市販品をご紹介します。

ココスフレッシュ

ネイチャーズフリークエンシーズココスフレッシュ

冷蔵庫の野菜室に入れるだけで野菜や果物の鮮度を約2倍以上キープします。

Nature’s Frequenciesと同じく、ココスフレッシュも約1年間効果が持続できるそうです。

(参考価格:1,980円)

 

<EMFシールド(EMF Shield)>

 

ネイチャーズフリークエンシーズEMF

EMF(electromagnetic field:電磁波)から身を守るために、携帯電話やiPad、ルーターなどのデバイスに取り付けるシールドです。

Nature’s Frequenciesが№1商品と自負する商品で、5G用に新しく設計されました。

Nature’s FrequenciesのEMFシールドは一年間保証で、一度買えば何年も使用できるそうです。

  • 価格:50ドル(2個入り)

 

電磁波の影響が気になる人向けの商品は、日本にも様々なものがあります。

こちらも参考として、Amazonで購入可能な市販品をご紹介します。

EMF(電磁場)防護布

 

ネイチャーズフリークエンシーズEMF電磁場防御布

 

108cm×92cmの大サイズで、ハサミでカットして使うこともできます。

(参考価格:4,950円)

 

<アースカード+(Earthing Card+)>

EMFからの保護、および健康向上をサポートするカードです。

  • 価格:299ドル(1個入り)

 

<救済パッチ(Relief Patch)>

体の回復をサポートするパッチです。

公式サイトによると、世界の医師たちがこの救済パッチを使用しているそうです。

  • 価格:60ドル(24個入り)

<焼きパッチ(Burn Patch)>

減量ダイエットや体重管理、デトックスに役立つパッチです。

  • 価格:60ドル(24個入り)

 

<ニトロパッチ(Nitro Patch)>

循環機能や血圧機能をサポートするパッチです。

  • 価格:60ドル(24個入り)

 

<免疫パッチ(Immunity Patch)>

風邪や鼻の症状がある時などに役立つパッチです。

  • 60ドル(24個入り)

 

<睡眠パッチ(Sleep Patch)>

深く自然な睡眠をサポートするパッチです。

  • 価格:60ドル(24個入り)

パッケージ

Nature’s Frequenciesの商品は、お得な価格で購入できるパッケージ販売もされています。

実際はこちらのパッケージ販売がメインになるでしょう。

単品で買うよりもお得な価格設定とはいえ、まとめ買いになるので高額になります。

パッケージの種類と内容を一通りご紹介します。

エリート創設者Burn Plusパッケージ 999ドル
エリート創設者パッケージ 999ドル
プレミアビルダーパッケージ 599ドル
ビルダーパッケージ 299ドル
食品鮮度パッケージ 149ドル
健康パッケージ 149ドル
焼きパッチパッケージ 240ドル
スターターパッケージ 99ドル
EMFファミリーパッケージ 99ドル
免疫パッケージ 99ドル

 

<エリート創設者Burn Plusパッケージ>

 

ネイチャーズフリークエンシーズ製品

 

食品鮮度カード、EMFシールド、3種類のパッチがセットになったパッケージです。

焼きパッチ 10セット(合計240個)
EMFシールド 10セット(合計20 個)
ニトロパッチ 5セット(合計120個)
救済パッチ 5セット(合計120個)
食品鮮度カード 5セット
  • パッケージ価格:999ドル

 

<エリート創設者パッケージ>

食品鮮度カード、EMFシールド、アースカード+、2種のパッチがセットになっています。

アースカード+ 4セット
ニトロパッチ 3セット(合計72個)
救済パッチ 3セット(合計72個)
EMFシールド 6セット(合計12個)
食品鮮度カード 2セット
  • パッケージ価格:999ドル

<プレミアビルダーパッケージ>

エリート創設者パッケージと同じ商品ですが、少なめの数量でセットになっています。

アースカード+ 2セット
ニトロパッチ 2セット(合計48個)
救済パッチ 2セット(合計48個)
EMFシールド 3セット(合計6個)
食品鮮度カード 2セット
  • パッケージ価格:599ドル

 

<ビルダーパッケージ>
アースカード+、EMFシールド、2種類のパッチのセットです。

アースカード+ 1個
ニトロパッチ 1セット(合計24個)
救済パッチ 1セット(合計24個)
EMFシールド 2セット(合計4個)
  • パッケージ価格:299ドル

 

<食品鮮度パッケージ>
食品鮮度カードのみのセットです。

食品鮮度カード 4セット
  • パッケージ価格:149ドル

 

<健康パッケージ>

主力商品の食品鮮度カードとEMFシールドのセットです。

EMFシールド 3セット(合計6個)
食品鮮度カード 2セット
  • パッケージ価格:149ドル

 

<焼きパッチパッケージ>

焼きパッチのみのセットです。

焼きパッチ 5セット(合計120個)
  • パッケージ価格:240ドル

 

<スターターパッケージ>

EMFシールドと2種のパッチのセットです。

ニトロパッチ 1セット(24個入り)
救済パッチ 1セット(24個入り)
EMFシールド 1セット(2個入り)
  • パケージ価格:99ドル

 

<EMFファミリーパッケージ>

EMFシールドのみのセットです。

EMFシールド 3セット(合計6 個)
  • パッケージ価格:99ドル

 

<免疫パッケージ>

免疫パッチのみのセットです。

免疫パッチ 2セット(合計24個)
  • パッケージ価格:99ドル

報酬プラン(仕組み)

Nature’s Frequenciesの報酬プラン(仕組み)ではバイナリーが採用されています。

バイナリーは、自分の真下の左右に一人ずつのみダウンをつけることが可能です。

3人目からは左右のダウンのさらに下へつくようになります。

そのため、自分の下へ自動的にダウンが降ってくるスピルオーバーが発生する場合があります。

「バイナリーはスピルオーバーがあるから何もしなくても簡単に稼げるよ」

という誘われ方をする人もいるようです。

しかし、バイナリーにはデメリットもあります。

それは、多くの人がスピルオーバーを期待して努力せず、グループが成長しない⇒稼げない、という悪循環に陥りやすいということです。

また、もうひとつ見逃せないデメリットは、バイナリーでは左右のグループのうち、小さいグループの売上があなたの報酬になるという点です。

したがって、バイナリーで稼ぐためには、左右のグループをバランスよく大きくする必要があります。

ただ、これはとても難易度が高いことです。

ネットワークビジネス(MLM)に参加する時は、どのような報酬プラン(仕組み)を採用しているかも確認して冷静に判断しましょう。

バイナリーについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです!

参考記事:バイナリープラン詳細と、その現実とは?

 

Nature’s Frequenciesのボーナスには次のようなものがあります。

<小売利益>

すべての小売り顧客に対し、販売価格と仕入価格の差額を獲得できます。

<ファストスタートボーナス>

購入した商品のBVの50%に対して支払われるボーナスです。

<バイナリーペイ>

条件を満たせばバイナリレッグの最大20%が獲得できるボーナスです。

<マッチングボーナス>

個人の登録に基づき、最大4レベルのマッチングボーナスを得られます。

<ワンタイムランク昇格ボーナス>

ランク資格を1カ月維持できた場合に得られるボーナスです。

他にも次の3つのボーナスがあり、これらは最高ランクのプレジデンシャルディレクターのみが対象となります。

・グローバルボーナス
・世代別照合
・ライフスタイルボーナス

Nature’s Frequenciesのビジネス会員のランクは次の通りです。

  • ディレクター
  • ディレクター2
  • ディレクター3
  • ディレクター4
  • 上級ディレクター
  • 上級ディレクター2
  • 事務局長
  • プレジデンタルディレクター

Nature’s Frequenciesのビジネスは稼げる?

Nature’s Frequenciesで扱う商品は、食品の鮮度を保ったり、電磁波から身を守ったりと、地球環境や健康に役立ちそうな商品で、グローバルで革新的な印象がありますね。

こうした商品をネットワークビジネス(MLM)で売ると、ビジネス会員は稼げるのでしょうか?

 

商品についてもう一度振り返ると、食品鮮度カードは1年間使用でき、EMFシールドは何年も使用できるため、これらは耐久品といえます。

中には一人で何個も使う人もいるかもしれませんが、短期間のサイクルで買い替えが必要な商品ではないため、稼ぐためには多くの顧客を獲得する必要があり、まずここに難しさがあります。

一方、各種のパッチについては消耗品といえるため、中には定期購入して使い続けたいと思う人もいるかもしれません。

ただ、Nature’s Frequenciesの商品で共通しているのは、多くの人が「生活必需品」とまでは考えていない商品であるということです。

 

過去の売上ランキングを見ると分かるのですが、ネットワークビジネス(MLM)で成功している会社のほとんどは、化粧品サプリメントを扱っています。

参考記事:ネットワークビジネス会社一覧2020年・売上ランキング・選び方ほか

化粧品やサプリメントは、消耗品の中でも多くの人が習慣として使っているものです。

そのため、良い商品があれば使い続けたいと考える人が多く、ネットワークビジネス(MLM)でも成功しやすい分野といえます。

Nature’s Frequenciesのような、いわばニッチな商材で、しかも高額な商品を売るとなれば、相応のビジネススキルが求められるでしょう。

さらに、Nature’s Frequenciesではバイナリーを採用しているため、初心者が稼ぐにはかなり難易度が高いというのが筆者の見解です。

まとめ

ネイチャーズフリークエンシーズ食品保存

Nature’s Frequenciesについて見てきました。

まだ日本ではあまり知られていないNature’s Frequenciesは、健康や地球環境に役立つ独自ブランド商品を扱っています。

日本でも問題視されている食品ロスの軽減や、人々が懸念する電磁波から身を守る商品、免疫や睡眠をサポートするパッチなど、着眼点そのものは素晴らしいと感じます。

しかし、なじみの薄い商品をネットワークビジネス(MLM)で扱い、権利収入を得るのは決して容易なことではありません。

Nature’s Frequenciesがこれから日本でも成長できるのか否か、今後の動きを注意深く見ていきたいところです。