Last Updated on 2023年12月16日 by admin
『リーダー』とか『リーダーシップ』を
チームメンバーがどのように理解するか。
実は、
『リーダー』とか『リーダーシップ』の理解の仕方が、
チームの生き残りに、大きく影響してきます。
このページでは、
『リーダー』と『リーダーシップ』について、お話しいたします。
目次
リーダーとは? リーダーシップとは?
『リーダー』とか「リーダーシップ」って、
職場やスポーツ、ネットワークビジネスなど、
いろんな場面で語られますよね。
ネットワークビジネスの世界でも、
『リーダー』とか『リーダーシップ』は、
重要な意味を含んだ言葉なのです。
まず、
『リーダー』と『リーダーシップ』の違いについても、
お話しいたします。
それぞれ、細かく説明すると、
固い表現になってしまうので、簡単にいきます。
『リーダー』とは、
組織上でのポジションのことです。
町会という組織での、
町会長のような「まとめ役的ポジション」
のことだと思ってください。
『リーダーシップ』とは、
組織に与える影響力とか、
扇動力のことだと思ってください。
つまり、
「心を変化させ、能力を引き出す力」
ということです。
こんな言葉を聞いたことはありますか?
”リーダーになれる人は多いが、
リーダーシップを発揮できる人は少ない”
なんとなく分かりますよね?
リーダートレーニングでは・・・
私はこんな事を、参加者のみなさんにお聞きすることがあります。
《私》
リーダーシップを発揮できるリーダーって、
どんな人でしょうか?
『リーダーシップを発揮できる10個の資質』
を考えてみましょう!
《参加者》
ハーイ!
行動力ある人
積極的な人
明るい人
楽しい人
力強い人
プラス思考の人
ミッションを持っている人
責任感の強い人
人が集まってくる人
毎日の目標をたてて、達成する人
・・・・
で~す^^
《私》
そうそう・・・、言えてる、言えてる!
そうなんです、
多くの人がそう言ってる!
MLMのリーダーも言ってる!
いろんな自己啓発でも教えてる!
だから、きっと・・・正しい・・・。
でも・・・、でも・・・?
『10個の資質』って、
どれをとっても、すごいですよね。
そのすごいのが、
10個も集まった人って、
超超超、すごい人ってことですよね!?
でも、それって、
なんだか・・・
現実的でないというか、
どこかの、誰かの、受け売りっぽく感じて・・・。
だって、
例えば、「プラス思考」。
ずいぶん前に、
「プラス思考産業」の仕掛けに、
世間が乗せられ・・・、
出版関係者や自己啓発関係者が、
ものすごく稼いだことがありましたよね。
でも、
人間、誰しも、
「プラス思考」の時もあれば、
「マイナス思考」の時もあるものです。
「超超超!プラス思考」と言われている、
この私でさえ、
クヨクヨしたり、心配したり・・・。
「プラス思考」を唱えているリーダーさんだって、
明確な「プラス思考」じゃないですもん。
周りのリーダーさん達見てても、そう思います。
やっていく中では、いろんな不運に遭遇するものです。
それでも、
いつも「プラス思考」?
そんな「プラス思考」を身につけられるの?
身につけられないものを追い求めるって・・・どうなの?
意味がない?
無駄?
とんでもない!
「命取り」です!
無理なことを目指せと言われたメンバーは、
死に向かわされているんです。
明るくないと、
リーダーシップ発揮できないの!?
200Wの電球じゃあるまいし!
楽しくないと、
リーダーシップ発揮できないの!?
まずは、芸人の修業からですか!?
ミッションって何?
なんてリーダーさんもゴロゴロいます!
毎日、毎日、
目標、目標・・・
疲れちゃう。
・・・こんな感じで、
トレーニングは進んでいきます。
リーダーというのは・・・
一刻も早く身につけていただきたいテーマです。
『リーダー』や「リーダーシップ」は、
ネットワークビジネスで、
生死にかかわる極めて重要なことなのです。
何故なら、
『リーダー』経験のない人が、
メンバーを守り、
育てるわけですから・・・。
余談ですが、
ネットワークビジネス業界って面白い。
しっかりと子どもの育て方を学ばないうちから、
子どもを生むんです。
妊娠したら、
産み方や育て方を勉強しますよね?
私のチームでは、
「メンバーの守り方・育て方」が、
大至急の課題です。
だって、
子どもを生んだら最後、
「生かすか、殺すか」
しかないわけですから・・・。
雇用契約という義務を負わない、
自由なネットワークビジネス業界。
会社とは違い、
命令やノルマでは動いてくれません。
つまり、
多くの人は、
大きな努力や強い忍耐力を発揮しないということ・・・。
多くの人が唱える『リーダー』って・・・
「エースで4番」みたいな超マルチ人間です。
「エースで4番」なんて、なれません!笑
暗い人に、「明るくなれ」なんてムリ!
消極的な人に、「積極的になれ」なんてムリ!
マイナスの思考人に、「プラス思考になれ」なんてムリ!
初心者(普通の人)に、「人が集まる人間になれ」なんてムリ!
ムリ!ムリ!ムリ!ムリ!むりぃ~っっ!!!
無理なリーダー像を追い求めさせられて、
メンバーさんが、かわいそう。
リーダーとして育つなんて、ムリ!
リーダーになれてない人が、メンバーを育てるなんて、ムリ!
多くの人は勘違いしているのではないでしょうか?
私が育てるのは、
『ネットワークビジネスのリーダー』です。
「エースで4番」の下で、リーダーなんか育ちません!
リーダーは、「エースで4番」でなくていいんです!
リーダーが「エースで4番」なら、組織の自立航行なんか無理!
ただ、できれば・・・
「問題点に気づく目」は欲しいです。
でなければ、チームが間違った方向に進んでしまいますから。
でも、
「問題点に気づく目」には、能力が必要。
「エースで4番」じゃないので、能力はないし・・・
どうしましょう??
そのために、耳があるんですね!
教えてもらえばいいんです!
『強い志』と『耳』だけあれば、立派なリーダーです!
「なんとしてもゴールまで辿り着く!」という、
『強い志』をメンバーに感じ取ってもらうだけでいいんです。
明るかろうが、暗かろうが、
プラス思考だろうが、マイナス思考だろうが・・・
それぞれの個性。
個性を矯正するより、個性を活かせばいいんです!
「自分らしさ」を追求した人の言動に、
「リーダーシップ」は宿るものです。
「自分らしさ」を追求した人は、
早く『リーダー』になります。
『リーダーシップ』は、
「リーダーというポジション」が発揮するものではないのです。
物事を教えられるリーダーは山ほどいます。
重要なのは、
『リーダー』ではなく、
『リーダーシップ』です。
「リーダーシップ」は・・・
「何を教えるか」ではなく、「何を目覚めさせるか」
チームの運命を決定する『リーダー像』
どんなリーダー像を示せるかで、
チームの運命は決まります。
チーム内に『リーダー像』を浸透させるのは、
先陣の『リーダー』の仕事です。
リーダー育成論にも絡んできますが・・・
沢山の『リーダー』を育成しなければ、
組織の巨大化は望めません。
「難しいことができる100人力のリーダー」
を作りたがる指導者もいます。
もちろん、そんなリーダーは、めったに育ちません。
私は、確率の低い組織作りはしません。
私は「職人」には、なりません。
そんな暇も、ありません。
確率高く、結果を出したい。
私は「プロ」!
「職人」は、
その人ならではの高度な技能・能力で仕事を完成させます。
私はメンバーに、
「職人」は、目指していただきません。
「MLMのプロ」は、
素人(初心者)に、仕事を簡単にできるようにします。
素人(初心者)が、素人(初心者)を育てるのですから、
簡単で楽しくないとダメですよね。
素人(初心者)は、
『素人(初心者)の成功法』を追求するべきです。
「マインド」を変えないかぎり、
私は、人を傷つけずに成功したい。
だから、
『素人(初心者)の成功法』を追求し続けているんです。
21世紀型リーダーとは?
成功を望むなら、
時代に応じた変化をし続けなければなりません。
生き残る者は、
「つよい者」ではなく、
「変化する者」です。
20世紀社会と21世紀社会の大きな違いは、
インターネットの普及と教育です。
特に、ここ10年間で、
インターネットマーケティングは、
目覚ましい普及を遂げました。
また、20世紀に重要視された根性論は、
21世紀では通用しません。
通用しないどころか、
理解すらされないのではないでしょうか?
ここで、ひとつ見逃してはいけないことがあります。
MLM業界における、
今現在の指導者の多くは、
20世紀社会での成功者だ、ということです。
選んではいけないリーダー
- インターネットをビジネスに導入できないリーダー
「インターネットを味方につけられないビジネスは、敗者となる」 - 20世紀型の根性論から抜け出せないリーダー
昔の根性論は、現代では有効でないどころか、やる気をつぶす凶器です。
選ぶべきリーダー
- 20世紀型口コミMLMの強靭なマインドを宿しつつ、
21世紀型人間に適した育成能力を身につけたリーダー - インターネットをビジネスに導入しているリーダー
ネットワークビジネスでは、親(紹介者)は換えられません。
しかし、
指導者は選びなおせます。