Last Updated on 2024年10月22日 by admin
ネットワークビジネス(MLM)というと日本では「怪しい」とか「詐欺では?」と言われがちですが、果たして本当のところはどうでしょうか?
ネットワークビジネス(MLM)の本場アメリカから2019年に上陸したライフウェーブが日本で活動を初めて約2年になります。
ライフウェーブとはどのような会社で、どのような商品があるのでしょうか。
またネットワークビジネス(MLM)として見た場合どの程度稼げるものなのでしょうか。
ネットワークビジネスに携わってこの道30年のプロが解説します。
目次
ライフウェーブの会社概要
まず初めにライフウェーブはいつ頃・どこで・誰が創設しどんな会社なのか?会社概要を紹介します。
社名:ライフウェーブインターナショナル
代表者:CEO(最高経営責任者・発明者)
商品開発者、創設者、最高経営責任者・会長
デイビット・シュミット David Schmidt
所在地:カリフォルニア州サンディエゴ(ラホイヤ)
設立:2002年7月
販売開始:2004年11月
実績:2005年11月売上約3億円(アメリカ国内のみ)
日本上陸:2019年1月
カリフォルニア州サンディエゴに本社を置き、100か国以上に20の言語でX39をはじめ、様々な光線療法技術のLife Wave(ライフウェーブ)フォトセラピーパッチの販売・研究を行っています。
体調を改善し、若々しい容姿を与え、喜びに満ちた人生をサポートすることをミッションとする会社です。
ライフウェーブの商品紹介
商品は次の9種類です。
・エナジーエンハンサー
・アイスウェーブ
・ナイトウェーブ
・Yエイジ カルノシン
・Yエイジ グルタチオン
・Yエイジ イオン
・SP6 コンプリート
・アラビダ パッチ
・X39
引用:ライフウェーブ公式サイト
ライフウェーブの商品は100以上の世界特許と80以上のエビデンスによって作られている医療機器です。
貼るだけというとてもお手軽な医療機器ですが、科学的に認められた光線療法技術が用いられています。
薬剤ではないため副作用もなく、医療現場だけでなくスポーツ選手にも広く使われ、ドーピングに引っかかる心配もありません。
ライフウェーブの商品と他社商品との違い
他社商品とどのような違いがあるのか?
日本にもある類似品を調べてみました!
パッチ商品
日本にも貼るだけというパッチ商品が存在します。
ツボを刺激するという点ではライフウェーブと使い方は似ていますね。
ただ従来のパッチ商品はツボを刺激してコリや痛みをとるという方法で、効果は比較的一時的なものが多いです。
その点ライフウェーブの商品は、筋肉にとどまらず体内の深部にまで働きかける効果が期待できます。
パッチ商品とは効果のおよぶ範囲が異なるといえるでしょう。
磁石・ゲルマニウム
磁石を用いて人工的に磁界を作ることで血行促進やコリ・痛みの改善をする「磁石治療器」があります。
ドラックストアなどでも手軽に買えますが、効果については個人的な感覚によるようです。
では、ライフウェーブで用いられている天然鉱石ゲルマニウムは、どのようなものなのでしょうか?
32度以上の温度に触れた天然鉱石ゲルマニウムは、ゲルマニウムイオン(マイナスイオン)を血管に到達させ、血液PHを正常値に保つ働きをします。
そのためコリや痛み・疲労を緩和させる働きがあります。
一般に出回っている磁石やゲルマニウムもコリや痛みの改善という意味では効果はありそうですが、身体の表面にしか作用しません。
ライフウェーブの商品のように体内の深部に働きかけるものではないようです。
ライフウェーブのビジネス概要
ライフウェーブの商品を見てきたところで、ビジネスについても見ていきましょう。
登録方法
ライフウェーブの会員になるためにはどのようにしたら良いのでしょうか。会員になるための方法を解説します。
ライフウェーブの公式サイトにある「方針及び手続き」には、「個人または事業体は、会員登録申請書に記入・本人署名・FAX(郵送も可)、ま たはオンラインで申し込むことにより、会員になることができます」という記載があります。
また、「20歳以上で学生でないこと」「第3者による代筆は申請が却下される場合がある」という記載もありますので、20歳以上の方が本人署名をした会員登録申請書を提出することで会員になることができます。
ただライフウェーブには申請を却下したり、遡って拒否したりする権利もあるため全ての人が会員になれるとは限らないようです。
ライフウェーブの報酬プラン(仕組み)
ライフウェーブの商品をネットワークビジネス(MLM)としてみた時の報酬プラン(仕組み)について、Life Wave Nipponの資料に基づいて解説します。
引用:ライフウェーブ公式ブログ
報酬プラン(仕組み)は5種類で日本時間月曜日14時締め、翌週金曜日振り込みという週給制になっています。
では1つづつ解説します。
引用:ライフウェーブ公式ブログ
①小売り販売利益
例えばX39の場合、会員としての購入価格は12,000円(買い入れ個数やランクによって違いがあります)になります。
12,000円で購入したX39を定価(17,500円)で販売した場合の差額が小売り販売利益になります。
スーパーなどのお店のように仕入れて売る、その差額が利益になるということです。
尚、会員登録をすると専用のホームページが作成できアフィリエイト販売が可能になります。
②③新規会員紹介ボーナス・アップグレードボーナス
新規会員を紹介したとき、自分自身や紹介者がアップグレードしたときにもらえるボーナスです。
金額については細かい規定がありますがここでは省きます。
引用:ライフウェーブ公式ブログ
④⑤バイナリーボーナス・マッチングボーナス
上の図は報酬に関する2つの組織図です。
左図のバイナリー組織は多くのネットワークビジネス(MLM)で採用されている組織になります。
自分の下の右と左の組織を育てていくことで報酬が上がります。
バイナリーは団体戦といわれますが、この場合アップからのスピルオーバーやダウンの紹介も自分の収入につながるため、自分の努力よりも他人の働きに期待してしまうこともあります。
また右と左の組織はどうしても均等に育たないため、片伸びによる収入の取りそこないになりやすいです。
右図のユニレベル組織の場合は、純粋に自分が紹介した人とその人が紹介した人で成り立ちます。
ここで確認しておきたいのは、公式サイト「方針及び手続き」に記載されているように、報酬は約束されたものではないということです。
あくまで本人の努力の結果によって得られるもので、これはどんなネットワークビジネス(MLM)においても同じといえるでしょう。
会員資格の退会(終了)方法
・ノンアクティブを理由とする強制解約
12ヶ月間アクティブな状態を維持していない会員は、ライフウェーブによって会員資格を強制的に解約されることがあります。
会員でいるためには商品を買い続けることが必要です。
・自主的退会
退会届に署名しライフウェーブに提出することでいつでも退会することが可能です。
退会した場合、当然ですがそこから将来にわたってコミッション収入を得ることはできません。
また解約から6ヶ月間再登録はできません。
アップを変えるための退会も可能ですが、再登録まで6ヶ月という期間を要し、6ヶ月後1から組織を作り始めることになります。
・強制終了・懲戒処分
日本国の法律・法令・規約などに違反した場合や、ライフウェーブの「方針及び手続き」に従わない場合、強制終了や懲戒処分を受けることがあります。
ライフウェーブの口コミ
ライフウェーブのネットワークビジネス(MLM)としての口コミ
公式サイトの「方針及び手続き」には会員の定義やプロセス・結婚や離婚・死亡・相続などかなり細かいことまで詳しく書かれています。
当然ながら販売方法の禁止事項なども、日本の会社では滅多にないほど詳しいことまで書かれています。
それでも口コミを見るとどこにでもあるような、ネットワークビジネス(MLM)で起きがちな違法行為まがいのことが行われることもあるようです。
友達に誘われて行った場所がライフウェーブの勧誘場所だったとか、断れない雰囲気で商品を買わされたとかいう口コミがあります。
これは会社の問題というよりも1人ひとりの意識の問題かもしれません。
会社の教育体系が整っていることはもちろん必要ですが、組織が広がっていく上において会社は関わりきれなくなります。
報酬プラン(仕組み)の中でも書きましたが、ネットワークビジネス(MLM)の収入に約束されているものはありません。あくまで本人の努力の結果が報酬になるため、行き過ぎた勧誘が起きがちではないでしょうか。
ライフウェーブにおいても一定数「方針及び手続き」に従わない募集方法があることは承知しているようです。
よほどひどい場合は処分もあるようですが、あくまで本人の意識に任せるしかないのが実体のようです。
また美容院や鍼灸院のようなところで勧められた人が多いようですが、美容院や鍼灸院は美と健康を売る場所です。
自分たちが使ってみて良いと思ったからお客様に勧めてみた、それだけのことではないでしょうか。それをすぐに怪しいと思うことにも疑問を感じます。
八百屋に行って「今日はいい大根が入っているよ」と勧められて怪しい八百屋だという人がいるでしょうか。
必要ない時は「いらない」と断れば良いだけのことです。
日本人は断ることが下手なため、断れない自分を省みるのではなく相手が怪しいとしてしまう気質が伺えます。
ライフウェーブ商品の愛用者
ライフウェーブの商品は薬剤を使っていないことで、ドーピング検査にも掛からないためスポーツ選手にも愛用されています。
バスケット・サッカー・陸上・水泳など多くの選手が使用しています。
日本でも陸上の福士佳代子さんやプロボクシング元世界チャンピオンの八重樫東さんなどプロのスポーツ選手も多数愛用しています。
一般の人の投稿を見ても、ライフウェーブの商品により痛みが消えた・眠れようになったなど良い報告が多数寄せられています。
なかには効果がなかったと感じ方は人それぞれですので自己責任で判断しましょう。
ライフウェーブのMLMでオンライン集客は可能か
ライフウェーブの会員になると専用のホームページを作成することで、アフィリエイトでの小売り販売がオンラインで可能です。
では、ビジネス会員集客としてのオンライン集客は認められているのでしょうか。
ライフウェーブは、適切なガイドラインに従ったライフウェーブ商品やマーケティングの機会を促進することを会員に奨励しています。
適切な承認を得ることに加えて、会員作成のウェブサイトおよびその中にあるコンテンツはすべて 「方針と手続き」のあらゆる条項と合致していなければなりません。
オンライン広告はある程度認められているようですが、事前の審査と承認をはじめ、かなり厳しい規定が定められています。
それらをクリアすることでオンライン広告が可能となります。
審査は厳しいようですがやってみる価値はあるのではないでしょうか。
今の時代口コミでビジネスを広げるのはとても難しいです。
オンライン広告においても実際にやっている人もいますので、審査が通るような良い広告を作ることが大事ではないでしょうか。
まとめ
本項ではネットワークビジネス(MLM)の本場アメリカから本格参戦したライフウェーブについて取り上げました。
ライフウェーブは商品の評判も良く、ビジネスとしても充実した内容だと思われます。
しかし、商品や報酬システムがどんなに良くてもそれだけでは収入につながりにくいのです。
ライフウェーブの特徴を再確認しましょう。
・市場商品と比べるとライフウェーブの価格設定はかなり高めです。
・一番の収入源はバイナリープランだと思われますが、バイナリーで収入を上げることはかなり難しいです。
・ライフウェーブではネット広告もある程度認められてます。ネットワークビジネスといえばほとんどが口コミによる勧誘ですが、その勧誘方法が問題視されるためネット広告ができることは大きな利点です。しかし、やみくもに広告を出しても集客は難しく難易度は高いのではないでしょうか。
ネットワークビジネス(MLM)は学歴・性別・年齢などに関係なく誰でも始められるビジネスです。
しかし収入を得るためにはビジネスセンス・トーク力・マインド・時間・資金などが必要になります。そのために多くの人がはじめても収入を得られる人はほんの一部で、多くの人が挫折していくのです。
ビジネスセンスやトーク力・マインド・時間・資金などがあまりない普通の人でも稼げるネットワークビジネス(MLM)を選ぶべきでしょう。