Last Updated on 2024年10月22日 by admin
ミキプルーンをはじめとする栄養補助食品や化粧品を開発・販売している『三基商事』という企業をご存知でしょうか?
テレビCMでもよく目にしており、長い歴史を持ち商品の知名度も高い企業ですが、実はネットワークビジネス(MLM)の仕組みを取り入れて運営をしています。
売り上げは「アムウェイ」に次ぐ2位でありながら、ネット上を検索してもビジネスの詳しい実体や仕組みが見えないのが現状です。
そこでこの記事ではキャリア30年の経験をもとに、三基商事(ミキプルーン)がどのような仕組みでネットワークビジネス(MLM)を行っているのかを解説していきます。
目次
三基商事(ミキプルーン)の会社概要
三基商事(ミキプルーン)とは1966年に設立された歴史のある企業で、開業時はアパレル関係や海外向けの化粧品などを取り扱っていました。
国内外問わず流通ルートを構築し実績を伸ばしていきますが、その後当時では珍しかった「プルーン」に目をつけ、栄養補助食品の開発に移行します。
そして現在では長年愛用されている代表作「ミキプルーン」をはじめ、数多くの健康食品や化粧品を開発・販売しています。
テレビCMの効果もあってあまりネットワークビジネス(MLM)の企業という印象を受けませんが、業界では「日本アムウェイ」に次ぐ売上2位を獲得するほどの実績です。
- 会社名:三基商事株式会社
- 代表取締役社長:門田淳
- 設立:1966年1月
- 東京本部:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ30階
- 大阪本社:大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル8階
- 電話:0120-066-400
三基商事(ミキプルーン)が扱う商品
三基商事(ミキプルーン)は栄養補助食品・ビューティーケア・パーソナルケア・家庭用品の4ジャンルの商品を展開しています。
各ジャンルから人気商品を紹介するので、ビジネスとして取り扱っていく際の参考にしてみてください。
三基商事の栄養補助食品
■ミキプルーン エキストラクト
公式サイトより引用
三基商事(ミキプルーン)の代表商品といえば「ミキプルーン」です。水やお湯、ヨーグルトなどに溶かしながら食べることで、不足しがちな鉄分やビタミンを簡単に補えます。
生活に取り入れやすくリピーターも多いので、ネットワークビジネス(MLM)に取り組んでいくのであれば販売の軸となる商品でしょう。
・内容量:280g(1日摂取目安量55g)
・販売価格:2,160円
■ミキプロティーン95 スープリーム
公式サイトより引用
「ミキプロティーン95 スープリーム」とは、大豆を主成分として作られた粉末状のプロテインです。
水や牛乳などに溶かす一般的な飲み方もできますが、ハンバーグなどの生地に練りこんだりお菓子作りに取り入れたりと用途が広いです。
・内容量:425g(1日摂取目安量24g)
・販売価格:4,860円
三基商事(ミキプルーン)のビューティーケア商品
■「ドゥース デュレ」シリーズ
公式サイトより引用
「ドゥースデュレ」シリーズは三基商事(ミキプルーン)の最先端エイジングケア商品です。
誰でも取り入れやすい化粧水・美容液・クリームの3商品が展開されていますが、価格はやや高額なので経済的なゆとりが求められます。
商品名 | 内容量 | 販売価格 |
ローションメイユール(化粧水) | 185ml | 22,000円 |
レチノレアリテ(美容液) | 28カプセル8.8g | 22,000円 |
クリームピュイサンテ(クリーム) | 50g | 44,000円 |
三基商事(ミキプルーン)のパーソナルケア商品
■ミキヘアケアシリーズ
公式サイトより引用
「ミキヘアケアシリーズ」は植物エキスを配合したシャンプー・リンスで、髪や頭皮を最適な環境に保つことを目的として三基商事(ミキプルーン)が開発しました。
2022年にはリニューアルもされて、常に進化し続けている商品です。ネットワークビジネス(MLM)の商品としては一般流通品の価格に近いという特徴があります。
商品名 | 内容量 | 販売価格 |
シャンプー L-2001a | 300ml | 3,300円 |
リンス L-2002a | 300ml | 4,950円 |
三基商事の家庭用品
■ミキクリーンライト
公式サイトより引用
「ミキクリーンライト」は環境に配慮した、植物性原料の三基商事(ミキプルーン)が開発した洗濯用洗剤です。詰め替え用も比較的安価で販売されており、リピートもしやすくなっています。
商品名 | 内容量 | 販売価格 |
ミキクリーンライト(ボトル1本、詰め替え2本) | 450g×3本 | 4,950円 |
詰め替え用セット(詰め替え3本) | 450g×3本 | 4,950円 |
ネットワークビジネス(MLM)の面から見た商品の特徴
ここでは三基商事(ミキプルーン)の商品の特徴を踏まえ、ネットワークビジネス(MLM)の企業として適切なものか、初心者にでも扱いやすいものかなどを評価していきます。
初心者が覚えておきたい商品選びの大前提
ネットワークビジネス(MLM)の商材(商品やサービス)は、大別するなら以下のようになります。
・保険や共済
・格安SIM
・旅行
・電力
・ショッピングモール
・金融
・日用品
・食品
・教育・ノウハウ教材
そして
・美と健康(サプリメントや化粧品・下着・健康器具)
初心者がネットワークビジネス(MLM)で成功を目指すなら、どのような商材(商品やサービス)を何を選ぶべきなのでしょうか?
上記ネットワークビジネス(MLM)の商材(商品やサービス)それぞれに原理原則があります。
ネットワークビジネス(MLM)業界に30年以上携わってきた経験を踏まえるなら、ネットワークビジネス(MLM)に参入する人の大半は経済的余裕がなく経済的リスクを負えません。
メンバーを作れない人や純粋な愛用者が無理なく参加し、無理なく残れなければ、組織を作ることも維持することもできません。
公開のホームページですので、ネットワークビジネス(MLM)商材それぞれの生々しい現実は控えさせていただきますが、結論を申し上げるなら、美と健康商品を選ぶべきでしょう。
これらは、ネットワークビジネス(MLM)売上ランキング100位以内の企業のほぼすべてが、「美容と健康」に関する商品を扱っていることから裏付けされています。
美と健康商品のなかでも、多くの初心者は珍しい原材料の商品や高額な商品(負け組商品)に魅了されやすいことでしょう。
しかし、店頭販売ではなくネットワークビジネス(MLM)の商材(商品やサービス)として扱う際の見落としてはならない現実はあるものです。
例えば、メンバーを作れない大半の人にとって、一般流通とかけはなれた価格設定や毎月1万円以上の出費では継続することは難しいということです。
ご自身が扱っている商材(商品やサービス)の現実に興味をお持ちでしたらお問い合わせください。
また、他の観点から見た商材(商品やサービス)の吟味方法は、以下の記事も参考にしてください。
・ネットワークビジネス(MLM)の選び方|詳細!副業者や初心者が成功する商品
三基商事(ミキプルーン)の商品は扱いやすいのか?
前述の大前提を踏まえると、三基商事(ミキプルーン)の商品は「美容と健康」に関する商品を扱っているので初心者向けといえます。
日常生活に落とし込みやすいシャンプーや洗剤なども提供されているので、使わずに在庫が余るという事態は少なそうです。
価格面においては、ミキプルーンをはじめとする栄養補助食品や家庭用品に関しては、1点数千円と取り入れやすいものでした。
しかし化粧品に関しては1点数万円の高価格帯が多く、定期購入するには経済的な余裕が必要となるものが目立ちます。
総括してみると、
- 世間的にも知名度が高い商品を扱っている
- 商品ラインナップを豊富に取り揃えており、選択肢が多い
- 消費者が戸惑うような真新しい素材ばかりを取り入れていない
というように、成功確率が高い商品群と評価できます。
なによりも企業や商品が世間に知れ渡っていることから、他のネットワークビジネス(MLM)企業の商品よりも扱いやすいと評価して良いでしょう。
ネットワークビジネス(MLM)の面から見た企業の安全性
三基商事(ミキプルーン)は1966年に設立された歴史のある企業で、全国各地に拠点を構えている国産の企業です。
しかし、これまでの経験上ネットワークビジネス(MLM)企業の安全性や継続力を図ると、
- 資本力
- マーケティングスタッフの実力
- 企業が生き残る確率
そのどれをとっても国産企業の上を走るのが外資(海外企業)だと断言できます。
また常に競争の激しい業界であるため、企業は5年間運営を続けられるかが「安定」と「倒産」のボーダーラインです。
以上の条件を安全性の基準とすれば、三基商事(ミキプルーン)は
①競争の激しい国産企業でも長期間運営ができている
②商品知名度が十分に高く、信頼性で疑われる可能性は限りなく少ない
という2点から、ネットワークビジネス(MLM)に参入するリスクを抑えられる安全な企業と評価できます。
長い間愛用されている商品があることは、生活に取り入れるメリットが大きい証拠でもあるので、ビジネス初心者でも問題なく勧められるでしょう。
また国産企業と海外企業との比較については下記の記事に詳しくまとめてあります。ネットワークビジネス(MLM)の成功率を大きく上げたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
・成功しやすいネットワークビジネスは、海外(外資)か日本企業か
三基商事(ミキプルーン)の入会費用とランニングコスト
三基商事(ミキプルーン)でネットワークビジネス(MLM)を始めるにあたって、公式サイト上には入会費やランニングコストに関する記載はありませんでした。
よって具体的な費用に関しては言及できませんが、入会自体は一般のネットワークビジネス(MLM)企業と同様に、会員から勧誘を受けることで入会可能です。
しかし次項の報酬プラン(仕組み)で詳しく紹介いたしますが、三基商事(ミキプルーン)は「ステアステップ」と「ブレイクアウェイ」の報酬プラン(仕組み)を採用しています。
そのため会員は、事前に商品在庫を確保して紹介活動を行うことになるのかもしれません。
このときの仕入れノルマが毎月のランニングコストとなるので、一度に数万円~10万円程度の出費が発生する可能性があります。
もちろん会員価格で安く仕入れることは可能ですが無理な取組みは避けるべきでしょう。
ただし、商品の購入を目的とする一般会員への登録は、入会費・年会費ともに無料です。
会員価格で購入できるので、ビジネスを始める前に商品の効果を実感してみることをおすすめします。
三基商事(ミキプルーン)の報酬プラン
前述のとおり、三基商事(ミキプルーン)の報酬プランはステアステップとブレイクアウェイの2つを採用しています。
この仕組みはネットワークビジネス(MLM)業界売上トップの「アムウェイ」と同じ方法で、成功すれば大きな収入を上げやすい人気の報酬形式です。
以下では2つのプランの詳細と、2023年1月現在で確認できる三基商事(ミキプルーン)の報酬プラン(仕組み)をご紹介していきます。
ステアステップの仕組み
ステアステップとは「代理店方式」と呼ばれる報酬プラン(仕組み)で、会員が卸業者のような役割を担うと考えてください。
三基商事(ミキプルーン)においては、はじめは「営業所」という名称で活動し、実績が伸びてくると「代理店」として評価されます。
まずは基本として、テアステップの主な流れをご紹介します。
- 口コミで勧誘活動を行い、自身のダウンを構築していく
- 企業から商品を会員価格で仕入れ、在庫を確保する
- 一般価格でダウンに販売し、仕入れ値との差額分が直接報酬となる
代理店として活動するとは言っても、最初は一般的なネットワークビジネス(MLM)の取り組み方と同様に、新規会員を獲得していくことになります。
その後仕入れた在庫をダウンに販売していき、利益を上げていくという仕組みです。
しかし三基商事(ミキプルーン)のステアステップでは、仕入れ値と販売価格の差によって発生する報酬を取り払い、独自の改良を加えています。
もちろん準備資金の関係上、自身のタイトルを上げて安く仕入れるメリットはありますが、より結果重視の報酬プランに変更されたように思えます。
また近年変化の激しい消費税の影響も受けており、改正があるたびに仕入れ価格・販売価格も変更となります。
これはどの企業も同じなので三基商事(ミキプルーン)に限った内容ではないものの、一度に多くの商品を仕入れなければならない報酬プラン(仕組み)においては重要な要素です。
なによりも多くの収入を得るには、
- 多くの在庫を仕入れ、タイトル昇格のノルマを達成する
- 勧誘活動を積極的に行い、1人でも多くの会員に商品を購入してもらう
- 営業所から代理店に昇格し、経済面でも効率をアップさせる
以上のような取り組みが求められます。
ただし、ネット上では詳しい昇格の条件を入手することができませんでした。
このような条件は企業の運営体制によって度々変更になることが多いので、最新の情報を入手するためには企業に問い合わせることが賢明です。
ブレイクアウェイの仕組み
ブレイクアウェイとは、前述のステアステップの条件下で一定の実績を上げた際に、グループから独立できるという報酬プラン(仕組み)です。
基本的にステアステップでは“ダウンとのタイトル格差”によって報酬が発生するため、自身のダウンが昇格していくと報酬を得られなくなってしまいます。
そのため一定のレベルまでダウンを教育できれば独立(ブレイクアウェイ)させ、その分の教育費をボーナスとして獲得できるというのがこの報酬プラン(仕組み)です。
三基商事(ミキプルーン)の報酬プラン(仕組み)は、タイトルの差を基にして報酬が発生することはありません。
積極的にダウンを教育し、ブレイクアウェイを狙っていくことで、より大きな収入を得ることができるでしょう。
三基商事(ミキプルーン)の報酬プランは稼げるのか?
結論として、三基商事(ミキプルーン)の報酬プランは初心者にとってかなり厳しいのではないでしょうか。
仕組みとしてはわかりやすいですが、大きな収入を得るには人脈・活動費・時間すべてが必要といえます。
では、なぜ三基商事(ミキプルーン)が、ネットワークビジネス(MLM)で業績を伸ばせているのでしょうか。
その理由として訪問販売が主流だった時代に優位なポジションを獲得できたからということが挙げられますが、詳しくは以下の4点が考えられます。
- 創業当初のアパレル関連商品を扱っていた時代から評判が良かった
- 「ネットワークビジネス(MLM)=ねずみ講」という思考が定着する前の時代に成功していた
- テレビCMでも流れることから、一般市民への印象が良い
- 長年中井貴一氏がCMに出演していることから、一貫性のある企業だという印象を与えている
商品の知名度が高く物流が期待できるのはメリットですが、稼ぎやすさを評価するにはあくまでも“報酬プランの形態”で考察していきましょう。
「三基商事(ミキプルーン)の報酬プラン(仕組み)は上級者向け」という事実を認識しつつ、
- 会員に集客方法を教育できる体制が整っているか
- 活動に力を入れられる時間的・経済的な余裕はあるか
などを検討してみてください。
また、ネットワークビジネス(MLM)業界の報酬プラン(仕組み)の概要については下記の記事で紹介しています。初めて参入を検討している方は一度目を通しておきましょう。
・トップリーダーが教えないネットワークビジネス報酬プランの真実
三基商事(ミキプルーン)の退会方法
三基商事(ミキプルーン)を退会する方法を調査しましたが、インターネット上では情報が公開されていませんでした。
そのため正式な情報はお伝えできませんが、ネットワークビジネス(MLM)業界を見渡すと基本的にはいつでも解約できるものと推測します。
またビジネス会員であっても、8日以内であればクーリングオフ制度が適用になることがほとんどです。
トラブルを防ぐために、入会前の段階から退会の手順や連絡先、解約金の有無などは確認しておきましょう。
三基商事(ミキプルーン)の評判は?
ネットワークビジネス(MLM)を始めようと検討している人にとって重要なのは、企業の評判です。
ここではネットワークビジネス(MLM)の側面から見た評判と、商品やサービスに関するユーザー目線での評判、ならびに主な退会理由を区別して紹介していきます。
ネットワークビジネス(MLM)の側面から見た評判
SNSやブログなどで口コミを確認してみましたが、やはり三基商事(ミキプルーン)がネットワークビジネス(MLM)を行っている認識が薄いようでした。
商品の知名度が高いだけあって、勧誘そのものへの抵抗もあまりないように感じます。
しかし2022年10月に、ネットワークビジネス(MLM)の売り上げ1位を獲得している「アムウェイ」に対して、消費者庁から一部業務を6か月停止するように命令が出ました。
・日本アムウェイに勧誘など一部業務 6か月停止命令 消費者庁
本件の概要は以下のとおりです。
- 勧誘を行う会員が日本アムウェイへの勧誘であることを告げずに活動した
- 何度断っても過度な勧誘を続けられた
- 強引に入会させても書類の手続きを行わなかった
このような勧誘活動はネットワークビジネス(MLM)においてNG行為とされており、改めて業界の印象を悪くしかねない話題が上がってきました。
アムウェイに次ぐ総合売り上げ2位が三基商事(ミキプルーン)であることから、アムウェイの飛び火による悪影響を受けかねない状況です。
この点ネットワークビジネス(MLM)の印象が全面に出ていないので影響は大きくないですが、「勧誘」という行為のしにくさに再度目が向けられています。
三基商事(ミキプルーン)の商品に関する評判
三基商事(ミキプルーン)といえば代表作の「ミキプルーン」の印象が強く、SNSの口コミでも普段の食べ方などを紹介しているものがほとんどでした。
長年愛用されているだけあって評判は良く、現在でも食生活に取り入れている人は多いようです。
どのような食品にも合わせやすく、無理なくリピートできる商品はネットワークビジネス(MLM)に最適といえます。
ここまで売上を伸ばせたのも「ミキプルーン」があってこそだと伺えるので、ビジネス活動をしていく際は今後も商品の柱として位置付けられそうです。
いくつか気になる点としては、化粧品などその他の商品に対するレビューがほとんどみられなかったことです。
ミキプルーンを除く商品の知名度があまり高くはないので、ついで買い・複数買いにどれだけ繋がるかが鍵となります。
またミキプルーンは1日の推奨摂取量が小さじ8杯とされていますが、やや量が多いとの口コミがありました。
1瓶の消費期間が長くなると次回の購入にも響いてくるため、リピートを狙う際は念頭に置いておくとよさそうです。
三基商事(ミキプルーン)を退会する主な理由
ネット上では三基商事(ミキプルーン)の会員を辞める具体的な理由は見当たりませんでした。
しかし詳しく調査を行うと、いわゆる「被害者の会」というグループが形成されているようです。
疑いの強いネットワークビジネス(MLM)業界では仕方のないことかもしれませんが、多少のトラブルは避けられないようです。
これまでの内容を俯瞰して見ても三基商事(ミキプルーン)の悪い評判は目立っていないので、退会する理由は「思ったように収入を得られなかった」ということが挙げられるでしょう。
特に報酬プラン(仕組み)は上級者向きだったので、初心者にはハードルが高いのかもしれません。
ただし長年ネットワークビジネス(MLM)が続いていることから、会員へのサポート体制は充実しているものと考えられます。
もちろん参入リスクがゼロなわけではありませんが、様々な要素を天秤にかけて判断していきましょう。
三基商事(ミキプルーン)はオンライン(インターネット)集客が可能か?
ここではネットワークビジネス(MLM)の行いやすさを左右する、オンライン(インターネット)集客についてまとめています。
三基商事(ミキプルーン)は直接の勧誘のみ
三基商事(ミキプルーン)はオンライン(インターネット)集客の可否に関する表明は見受けられませんでした。
そこで当方での聞き取りやネット上での調査を行いましたが、自身でサイトなどを開設し、インターネットを利用して集客を行っている情報はありません。
よって三基商事(ミキプルーン)でネットワークビジネス(MLM)を始める場合は、従来通りの口コミによる勧誘・販売が軸となると想定しておきましょう。
ただしこれらの情報はあくまでも推測であり、事実とは異なる可能性もあります。
会員のマニュアルには集客方法の詳細が記載されていると思うので、よく確認したうえで活動してください。
オンライン(インターネット)集客の重要性
ネットワークビジネス(MLM)で権利収入を獲得しようと考えている人は、参入する企業がオンライン(インターネット)集客を行っているかを必ず確認してください。
まず基本として、オンライン集客とはブログやSNSを利用して会員を獲得する集客方法です。
これまでは口コミで新規会員を獲得することが一般的でしたが、この方法は数十年も前のやり方で、時間も人脈も限られる現代では非効率です。
今回取り上げた三基商事(ミキプルーン)も口コミのみの勧誘ではありますが、それでも大きな売り上げを出せているのは以下が理由です。
一方で、オンライン(インターネット)集客はメリットが数多く挙げられます。
- MLMに興味がる人だけが引き寄せられる
- 人脈が尽きることがない
- リストアップもアポ取りも必要ない
- お茶代や交通費の負担が一切かからない
- 完全在宅で対応でき、家事や育児の合間でも対応できる
このように、ネットワークビジネス(MLM)初心者が最も重視すべき「人脈の確保」をより効果的に行えるのが、オンライン集客の強みです。
過去の実績や人脈、活動資金がなくてもダウンを広げられる可能性が格段にアップするほか、口コミにありがちな人間関係を壊すことも避けられます。
また、企業情報など多岐にわたる情報を公開することで、信ぴょう性を高めることも可能です。
三基商事(ミキプルーン)はテレビCMで十分な知名度や信頼性を獲得していますが、新しく登場したばかりの企業ではインターネットの拡散力を使用しなければ認知度アップは難しいでしょう。
オンライン(インターネット)集客を許可している企業は成功確率が上がる傾向にあるので、入会前に集客方法や教育体制を一度確認しておくといいでしょう。
そのほかのメリットや必要性については下記の記事で紹介しています。安全・健全な活動をしていくには重要な要素になるので、初心者は必ずチェックしておいてください。
三基商事のまとめ
今回は長く親しまれている「ミキプルーン」で有名な三基商事について、企業の仕組みや商品・報酬プラン(仕組み)などをご紹介していきました。
あまりネットワークビジネス(MLM)の印象がない企業ではありましたが、深く注目していくと大きな業績を上げている理由が見えてきたかと思います。
ただしこれからビジネスを始めようと検討している人からすると、
- ステアステップやブレイクアウェイの報酬プラン(仕組み)が上級者向き
- オンライン(インターネット)集客に対応しておらず活動を効率化しにくい
という2点から、少し壁があるように感じます。
活動するうえでも事前の資金が必要となる仕組みなので、経済的なゆとりは求められそうです。
一方で、現在のネットワークビジネス(MLM)業界において困難な「信頼性の獲得」に関しては、テレビCMの効果によって問題なくクリアしています。
この点は個人の活動だけで解消していけるものではないので、ビジネスを始める選択肢としては十分な決め手といって良いでしょう。
設立から50年以上が経過していることから、三基商事(ミキプルーン)の安定感はトップクラスです。
倒産のリスクなどは当面考えられないので、国産企業にこだわる方でしたら三基商事(ミキプルーン)はお勧め企業です。
今回の内容を参考に、各社のネットワークビジネス(MLM)と比較してみてください。