ACN Japan 、電気インフラMLMの現実とは?損害者大量発生?

ACN

Last Updated on 2023年12月16日 by admin

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ACN Japanとは?

ACNは20年を超える歴史を持つ世界最大クラスのMLM電話通信会社です。

本社をアメリカに置き、現在では25ヶ国で業務を繰り広げ、無借金経営をしています。

大統領選前からドナルド・トランプ氏もエールを送る会社ということから期待が集まっていました。

 

ACN(アメリカ)

【設  立】1993年【所 在 地】アメリカ合衆国 ノースカロライナ州シャーロット

【代  表】ロバート・ステヴァノスキィ

ACNジャパン合同会社

【設  立】2016年

【代  表】デイブ・ステヴァノスキィ

【所 在 地】 105-0013 東京都港区浜松町 1-10-17 KOYO Building 9F

【取扱商品】 格安SIMやセキュリティ、電気小売など

 

1993年アメリカにおいての発足当時ACNは4人の事業家(グレッグ、ロバート、トニー、マイク)のイメージそのものとなっていました。

実のところ彼らは、自身が列席したいと思える様なMLM会社が存在しないと思い、自分たちで作り出すほかないと認識したのです。

 

その為に彼らは手元に準備した黄色のリーガルパッドにプロジェクトを策定。

それについては彼らが持つ技術の全部を書き入れ、メインの大原則としたといいます。

その大原則というのは「クリーンさ」「しっかりした事業戦略」です。

そして、いかなる時も自分よりも先ず一般市民の需要に応ずることを目標にスタートしました。

お客様が日常的に必要としている商品もしくはサービスに軸足をおいた独自性が現れはじめました。

そしてACNは、アメリカで長距離電話サービスの再販会社という形ではじまり、恒常的に利用している商品もしくはサービスを25カ国に供給する組織に進展しました。

通信、エネルギー、各家庭やビジネスで欠かすことができないサービスを取り扱っています。

さらに、地域コミュニティーに寄与することにも意欲的でいて、チャリティ活動の拡張とパワーアップを目標に、2011年、非営利団体となるACN Global Reach Charitiesを創設しました。

ざっくり言えば、日頃利用している生活インフラサービス(電気、携帯、ガス、インターネット回線、その他)を現在から少しばかりお得な金額で用意しようというものになります。

他の国では電気代、ガス代、携帯、カード決済やホームセキュリティにいたる何種類ものサービスが提供されており、その金額も本当に相場よりも安いものが多くあります。

日本においては2016年8月にオープン。

しかし、ビジネスという形でトライすることができる情況が始まりましたが、同年12月迄はACNが作っている栄養補助食品だけしか取り扱うことができない様態でした。

2016年12月に東電管内で電気の販売サービスがスタートし、現在では関東、関西、九州、中部で電力の販売ができるようになっています。

その後、格安simにも参入しました。

 

ACNの商材は?

ACNは、インフラ系のMLM事業体です。

従来のネットワークビジネス(MLM)といえば、化粧品や健康商材、日用品等を取り扱っているものが多いです。

このような内容の商品は、その商品を普及させる時に販売する購入者に対し改めて商品を購入させるのですから、大なり小なり(殆どのケースはかなり高価)支出を伴わせるものになっているのです。

そのようにして、これが世に言われる「押し売り、人に敬遠される」とされる否定的なイメージに繋がっているものでしょう。

ACNは生活インフラサービスを割安で供給するだけですから、契約者に支出が無いところがウリだと言われています。

むしろ、日頃利用するサービスが安くつくわけなので、プラスの面が大きく、第三者にも声かけが容易だと言われます。
(とは言えビジネスで行うのであれば相応の初期出費等があります…)

 

提供する商品は主として、

  •  固定電話、携帯電話
  • 格安SIM
  • インターネット
  • ホームセキュリティ
  • 電機、ガス
  • 栄養補助食品

などがあります。

ACNジャパンは、現在では電気の小売りと、スマホの格安SIMが主力商品となっています。

ACNは既にズームエナジージャパン合同会社(新電力小売業)という形でサービスをはじめています。

格安SIMではFLASH MOBILEを扱っています。

当初はACNの商材として、「ベネヴィータ」と言う健康食品も提供していました。

「ベネヴィータ」は、ダイエット用の粉末ドリンクの栄養補助食品なのですが価値も高値で、しかもダウンにベネヴィータのオートシップを組ませて権利収入を発生させるという、ねずみ講に近い手段を使っているグループもあったとのことです。

不評のため、この商品からは撤退したようです。

 

ところで一般ユーザーとして、関心があるところは電気料金のシュミレーションですね。

その地域と使用量によって金額は変わるため、必ずしも安くなるとは言えませんので、しっかり料金のシュミレーションをしてから考えましょう。

 

ACNは健全なのか?

ACNが健全だと言われる理由に、個人代理店(IBO)以外のユーザーに、サービスを供給するのみで収益を手にすることが出来るという所です。

ユーザーに必ずしもビジネス会員、個人代理店になってもらう必要はないのです。

例として…友人や知り合いに、電気をズームエナジーに切り替えて貰うのみで、あなたは1%?10%(ポイントにより異なる)の収益を獲得出来ます。

 

ズームエナジーに切り替えるだけです。

「あなたが代理店」、「友人や知り合いは一般ユーザー」の形での取引が展開できるのです。

節約型を希望する、一般ユーザーとしてズームエナジーを導入される場合、初期費用なし、違約金なし、ただ切り替えるだけで良いのです。

毎月、お得な電気料金の支払いだけでいいのです。

 

ただし、印税的権利収入を望む代理店(IBO)になるなら、登録費という形で44900円必要になります。

節約型になるか?

印税的権利収入を得る個人代理店になるか?

ACNはいずれも可能であります。

 

ACNのビジネス報酬プラン(仕組み)

ACNの電気ビジネス活動は二つの種類あり、利益を出したいと思うなら入会費44900円。

年間更新料が12000円のTT(チームトレーナー)資格が開始より持てるプランに加入する方がいいでしょう。

しかしながら、まずは「テストしてみてくらいにしていこう」といった方はCR(カスタマーレプレゼンタティブ)がお薦めです。

このプランは入会費と年間更新料が安いので、リスクは低いです。

 

CR会員

【メリット】入会費3900円、年間更新料3900円と割安。100カスタマーポイントでQTTに昇格

【デメリット】ダウンライン報酬なし、CABボーナスなし、直接のカスタマーの売上報酬は、TT(チームトレーナー)
の50%。

ACNの電気ビジネスでの報酬は主に3つあります。

  1. パーソナルコミッション報酬
  2. ダウンライン報酬
  3. CABボーナス

1.自分自身が直接、紹介したユーザーによる収益(パーソナルコミッション報酬)

※電気販売のズームエナジーのカスタマーポイントは1契約につき2ポイント取得。

※携帯電話のSIMは1契約につき、1ポイント取得。

※電気販売のズームエナジーは売上の50%を電力会社の分、

他の50%を自分自身の収益として計算します。

 

カスタマーポイント1~29ポイント、売上の50%の1%が報酬

電気販売のズームエナジーを10人で単価5000円で計算した場合、

単価5000円×50%×10人×1%=250円

年間で3,000円

 

カスタマーポイント30~40ポイント。売上の50%の3%

例 単価5000円×50%×20人×3%=1500円

年間 18,000円

 

カスタマーポイント40~49ポイント 売上の50%の5%

例 単価5000円×50%×23人×5%=2875円

年間 34,500円

 

カスタマーポイント50ポイント以上。売上の50%の10%

例 単価5000円×50%×25人×10%=6,250円

年間 75,000円

 

2.自分が紹介したビジネスパートナー(44.900円)の収益(ダウンライン報酬)

こちらは自分自身が紹介したビジネスパートナー(TT(チームトレーナー))が1階層になります。

それに加えて、その紹介した人が他の人を紹介したビジネスパートナーを2階層とします。

 

ダウン報酬
・ 1階層 0.25%

・ 2階層 0.25%

・ 3階層 0.25%

・ 4階層 0.5%

・ 5階層 2%

・ 6階層 3%

・ 7階層 8%

7階層のビジネスパートナーがつけば、月100万を超える利益を出すことができます。

しかしながら、年間更新料12.000円の元を取るために20人以上は、契約する必要があります。

3.ビジネスパートナー(44.900円)を紹介した場合の収益(CABボーナス)

CABボーナス
・ 最初のランクQTTは1人ビジネスパートナーを紹介して5000円。

・ 次のランクETTは1人で10000円。

・ 3ランク目ETLは1人で15000円

・ 4ランク目TCは1人で25000円

・ 5ランク目REは1人で29000円

・ 6ランク目RVPは1人で34000円

・ 7ランク目SVPは1人で36000円

そして、自分自身が紹介したビジネスパートナーが、他のビジネスパートナーを紹介してもCABボーナスを与えられます。

例:自分のランクが ETTの時、グループ傘下のQTTがビジネスパートナーを紹介した場合、ETT10000円-QTT5000円=差額の5000円与えられます。

すなわち、自分のランクの額面-ご紹介した人のランクの額面=自分の受けることができる金額で、ランクが進めば、それなりに収益になります。

結論 損益分岐点はおよそ20人以上の顧客の消費を維持できた場合ですね。

 

ACNのデメリット

ACNをする上での問題は、初期費用が高額であるにもかかわらず還元率が非常に低い事です。

Webサービスからの申請の場合は、初期費用は44900円です。

それ以前はベネヴィータという粉末ドリンクでの登録で、65500円必要になっていました。

 

しかしながら還元率は他のMLM会社と比較すると非常に安価に作られています。

そのため短期的な元金回収及び報酬の加算は極めて見込み難く、わずかな金額の権利収入を長いスパンで少しずつ積み重ねていく形ということになります。

 

それに取り扱う商品が難しい点です。

「収益が低い」という点については、ダウンを多くつければ解決する事ですし、もとより支出が無い(支出がないとと言ったら語弊が有りますが、現時点で利用している物に比べると低価格になるといったイメージ)という点ではサービスの継続率にが高いことによって解決しそうに思えます。

しかしながら、商品についてはそんなに簡単にはいかないといえます。

何故かと言うと、形のある商品を〇〇円で販売するという従来のMLMとは異なり、「現時点で使用しているサービスを安価にする」という特徴の商品であるので、見積金額や取り引き関係、商品の見せ方が従来より煩雑だからです。

余談ながら、ACNそのものは、電気についてはWEB申込の形式となっていて、登録者が契約書に目を通して電気料金を確認し、登録者の責務によって登録申込するようになっています。

どのようなことなのかと言えば、電気の自由化が起こって以来、東電以外にも電気の販売を行なっている会社は多種多様に存在しています。

それにより、契約条件や利用条件によっては、今よりも電気料金が高くなってしまう可能性もあります。

又、現時点での契約条件なら、◯kWh迄はこちらが安い、◯kWh以上はこちらが高いなどなど、契約条件や電力価格の仕組みやデータが理解できていないと、不正確な案内を顧客にしてしまう可能性があります。

電気料金で言うならば、先にそらず、逆に料金が高くなる可能性があります。

すなわち、顧客の地域、使用量次第では逆に高くなってしまう恐れがあるため、状況に応じたシュミレーションができるほどの知識を備えていなければなりません。

さもなければ、「営業」は容易ではなく、お願いベースの契約に頼らざるを得ないということになります。

 

まとめ

90年代より生き延びているサービス系のMLM業者はACN位しかないので、会社の倒産リスクから考えても長いスパンで維持される権利収入という意味ではかなり堅いように思えます。

しかしながら日本に入ってきてからはまだ数年であり、現状では日本での商品力は足りないように思えます。

このビジネスでは、20人以上の直でリクルートした顧客を獲得することで元が取れます。

けれど、友人や知り合いを20人集めることは、かなり困難で、100人に声を掛ければ20人は集まると思われますが、相当ハードな業務となるはずです。

「一度に稼ぎ出す」と言うより「黙々と一途に利益をあげる」といったビジョンでしょうか。

人によっては、ビジネスは稼ぐことよりも損をしないことが肝心だと言って、このACNのMLMを一押しする方がいるのですが、損をしなければいいのなら、最初から手を出さない方がいい事になります。

収益を出すというには、他のネットワークビジネス(MLM)会社に比べると非常に困難だと言わざるを得ません。

報酬システムに対して自分自身が支給されるパーセンテージが非常に低く、上の階層が心底儲かります。

資本主義社会なので上が儲かるというには全社会に言えることなのですが、ACNは特にその格差が大きく、きついと思います。

低いパーセンテージとMLMに対する非難にめげずに活動を続けることは、難しいでしょう。

 

格安SIMではFLASH MOBILEですが、これは他社と比較して決して安くないサービスですので、このSIMでの契約は非常に困難です。

私は友人や知り合いに「仮に、自分が入会して君たちに紹介したら、契約を結んでくれる」か聞きましたが、全員やらないと言っていました。理由「わけのわからない電気小売の契約はあやしい」

そんなわけですから、仮にこれからACNの電気ビジネス会員にトライしてみたいと思うなら、入会費、年間更新料が安いCR(カスタマーレプレゼンタティブ)に契約し、採算に合うかどうか試みる方が良いと思います。