KZ1(旧エクスフューズジャパン)ネットワークビジネス終了後どうなる?

exfuse KZ1 ネットワークビジネス セブンプラス

 

exfuse  KZ1

エクスフューズジャパンは米国に本拠を持ち、日本でも展開しているMLM企業です。

2017年10月にKZ1ジャパンに社名変更し、さらには「2020年9月30日をもってMLM(ネットワークビジネス)方式を終了する」とアナウンスしています。

MLM企業がその根幹であるネットワークビジネス方式を終了するという、本末転倒とも言えるその発表はかなりセンセーショナルであり、同時に本当にそれで経営が成り立つのか、という懐疑的な声も少なくありません。

当記事では、ネットワークビジネス方式を終了するKZ1の戦略と可能性について考察していきます。

KZ1(旧エクスフューズジャパン)会社概要

会社名     KZ1ジャパン合同会社 (読み方:ケージーワン

ジャパンゴウドウガイシャ)

代表責任者   ロバート ケリー

所在地     〒106-0032 東京都港区六本木3-3-27

電話番号    050-5835-0567

FAX番号    03-4570-0349

資本金     9,900万円

事業内容    健康食品の輸入販売

販売方法    会員によるダイレクトマーケティング(直接販売)

営業時間    平日 9:00〜17:00

定休日 土・日・祝祭日

ホームページURL

http://www.kz1.jp

http://www.sevenplusfocus.com

http://www.greensumma.com

KZ1(旧エクスフューズ)の製品

 

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KZ1は主にサプリメントを扱っている会社です。

特にセブンプラス・プレミアムフォーカスを代表とする7種のスーパーフルーツを配合したマルチボタニカルドリンクは、同社が「KZ1はマルチボタニカルドリンクの第一人者です」と大々的に宣言するほど力を入れています。

その他にも、以下のサプリメントがあります。

  • インパクト エッジ(マルチベネフィットドリンク)
  • インパクト リセット(免疫システムのサポート)
  • インパクトレゾナンス396(スキンセラピークリーム)
  • インパクトボディーチャレンジ(トータル ボディー&マインド ヘルスプログラム)

エクスフューズジャパンからKZ1ジャパンへ

 

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2017年10月、エクスフューズジャパンからKZ1ジャパンへ社名変更。

クレイジーワンへ社名変更した理由として、前社名であるエクスフューズが「エクストラクト(抽出)+フュージョン(融合)」を組み合わせた造語でサプリメントの技術を全面に押し出した社名でしたが、サプリメントの枠にとらわれない企業理念を表した新たな社名へという理由で、従来からの同社のコンセプトでもある【クレイジーワン(KZ1)】となったようです。

要するにネットワークビジネスでサプリメントを販売する形態から脱却するための心機一転、という事なのでしょう。

ネットワークビジネス終了の発表

そして、「2020年9月30日をもってネットワークビジネスを終了する」ということについて、その真意をロバート・ケリ―氏は以下のように語っています。

2020年9月30日をもって、ネットワークビジネスを終了することについては、日本でのビジネスを開始した時からメンバーには「いずれ終了する」と伝えてきた。

サプリメントの枠にとらわれることなく、企業理念を表した社名に変更すべきであるという考えから、従来からのコンセプトである「クレイジーワン(KZ1)」を採用した。当社の目的はネットワークビジネスを続けることではなく、持続的な成長を果たしていくことであり、これまでの成功パターンに安住することなく、”クレイジー”になって、チャレンジしなければならない。

ただ、2020年10月以降も会員組織を堅持し、グループ製品流通によって会員はコミッションを得られるようにするので安心してビジネスに取り組んでほしい。

ロバート・ケリー氏の話を要約すれば、「我が社の目的はネットワークビジネスを続けることじゃない、成長することだ。だからネットワークビジネスはもう辞める、今後はサプリメントだけではない製品も増やすから、社名もサプリメント色を消して改名する。組織持ってる人はその中での売上は還元するから、頑張ってくれよ。」

と言ったところでしょうか。

これで会員は納得するのかいささか疑問ではありますが、特筆すべきは「当社の目的はネットワークビジネスを続けることではない」と言い切ってしまった点であります。

これには驚きました。エクスフューズ社の目的はネットワークビジネスを続けることではなく、成長(企業として利益を上げること)であるとトップから高らかに宣言されてしまったことは、会員からすればまさに青天の霹靂ではないでしょうか。

正直なところ、真意は分かりませんが文面を読む限り、筆者がエクスフューズの会員だったとしたら白目をむいてしまうほど、勝手極まりない宣言だと受け止めてしまうかも知れません。

ネットワークビジネス終了後のビジネスモデル

KZ1における「ネットワークビジネス終了後のビジネスモデル」についてはどのような展開になるのでしょうか。

現在までに判明している新たなビジネスモデルについての情報をまとめると、KZ1は以下のような戦略を考えているようです。

  • 愛用者組織の維持拡大
  • 大ヒット製品となる革新的な製品の取り入れ
  • バーティカル(垂直的)マーケティング
  • 整骨院やエステサロンなど専門店向けの製品流通強化
  • アフィリエイト
  • サプリメントやスキンケアとは異なる、アフィリエイトとの相性が良い製品の販売

KZ1は「しっかりと製品愛用者をつくれば、会員は安定した収入が得られる」と考えており、愛用者組織に対して大ヒット製品になりうる、革新的な製品を取り入れ循環流通させ、既存のネットワークビジネス会員に対しての還元を行おうという点が垣間見えます。

続いてバーティカル(垂直的)マーケティングとは、整骨院やエステサロンなどの専門店向けの製品流通を強化する、というのは要するにサロン系製品を直販する、という意味合いに受け取れます。

さらにはアフィリエイトも考えているようで、サプリメントやスキンケアとは異なる、アフィリエイトとの相性が良い製品の販売をするようです。

つまり、上記のことから今後は製品力(製品カテゴリの拡張と製品数の増加)を向上させつつ、製品のイメージを強め、「既存会員への循環流通+ECサイト+アフィリエイト+直販」のようなビジネスモデルを目指していくようです。

ビジネスモデルというよりも、売上増大のために全てやる、という気がしないでもありません。実際のところ、MLM+直販+EC+アフィリエイトとなると、それ以外に物を売る手段はないと言えるほどの全方位的販売チャンネルであり、そこまで一気に手を広げまくるのは一体なぜなのか疑問に思うところであります。

会社の売上は良いが会員の収益はどうなのか

確かに運営会社(KZ1)としては愛用者が増え、販売チャンネルをこれまでのネットワークビジネス会員向けのみならず、直販やネット通販(アフィリエイト)に範囲を増やせるうえ、高価な製品も多いのでこれまで以上の十分な売上と利益を出すことは可能に見えます。

しかし今のビジネス参加者の人は、ネットワークビジネス終了後は愛用者を作っていくだけで収入を得られるのでしょうか?

おそらく報酬プランやボーナスもネットワークビジネス終了とともに、大きく変更されるだろうと予想されます。

MLM(ネットワークビジネス)展開に、これ以上の成長を見込めなくなった企業が、変革と成長を望むために「革新」という名の下に、製品の多様化と販売方式をなりふり構わず、これまでのネットワークビジネス会員+直販+EC(アフィリエイト)に手を広げただけ、というのは穿った見方でしょうか。

ネットワークビジネス運営会社が最もやってはいけない一手を打つのか

 

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いずれにしても、ネットワークビジネス方式をやっていた企業が、理念に基づいた製品の良さを人から人へ広げていく、というMLMの唯一無二の原理原則を翻し、製品を話題性のあるものを増やし、大ヒット目指し、数を撃ち、既存組織向け、直販、EC(アフィリエイト)という、この世にあるほとんどの販売方式に手を広げるというのは、まさに「なりふり構わぬ会社が生き残ればそれでいいという悪あがき」の様相を呈しており、革新というよりは、せっかく作った愛用者組織はそのままに、新たにそれ以外からも売上を出して企業としての生き残りを賭けた所業、だとしたら既存の会員はどう思うでしょうか。

ネットワークビジネスを行う企業として、絶対にやってはいけない一手を、CEOのカリスマ性とメッセージによる誤魔化しで、実は他製品多チャンネル販売会社に変わっただけ、だったかどうかは、今は誰にも分かりません。

少なくとも今言えることは、「もうネットワークビジネス方式は辞めて、あらゆる販売チャンネルに手を伸ばすし、製品も売れそうなやつをガンガン増やすよ」、と言っている会社でネットワークビジネスとして真面目に取り組める要素は1ミリもない、ということでしょう。

企業とは利益を追求する組織、である点は資本主義において正義でありますが、MLM運営会社において今回の方針転換は、「おいおい、それだけはやっちゃいけないよ」ということだと筆者は極めて強く思います。

KZ1が今回の革新(と呼んでいる)で社名も変えネットワークビジネスも辞め、製品もキャッチーなものを増やし、サロンや整骨院に直販もはじめ、ネットショップを作りアフィリエイトで宣伝し、これ以上何ができるのかわからないくらい手を広げまくり、生き残りを賭ける訳ですが、商売において、落ち目の人が焦って慣れないことにあれこれを手を広げた、ということの結果はすなわち「いなくなる」というオチがいかにも良くあることであり、火を見るよりも明らかな気もしないでもないですが。。。

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