Last Updated on 2024年10月22日 by admin
格安SIMへの乗り換えが流行する昨今、ネットワークビジネス(MLM)業界でも格安の通信サービスを提供する会社が増えてきました。
今回はそんな数あるモバイル会社の中から、会員制のビジネスを展開しているNext Aid(旧マインモバイル)とアクセルモバイルの2社をご紹介していきます。
ネットワークビジネス(MLM)30年のキャリアをもとに、提供しているサービスの概要、ネットワークビジネス(MLM)を始めるために必要な費用の概算、収入源となる報酬プラン(仕組み)を解説したのち、両社の安全性やビジネスの取り組みやすさを考察していきます。
目次
Next Aid(旧マインモバイル)・アクセルモバイルの概要とサービス紹介
今回紹介する2社はともに格安SIMを中心に提供する会社です。細かな違いやビジネスの規模を確認しましょう。
Next Aid(旧マインモバイル)とは
■会社概要
Next Aid(旧マインモバイル)を提供している株式会社マインは、格安SIMカードの販売や、携帯端末・タブレット端末の販売事業を中心に展開しています。
また、無料で登録できる「マインクラブ」に登録している会員は、『いきいきスマイル共済』という相互扶助の共済制度を利用することができます。
会社情報
・会社名:株式会社マイン
・代表取締役:綾原秀樹
・設立:2018年1月
・所在地:〒532ー0011 大阪府大阪市淀川区西中島4丁目2ー26 天神第一ビル 1005号室
カスタマーサポート
・電話番号:075‐223‐8350
・受付時間:平日10時〜17時(土・日・祝は除く)
・メールアドレス:https://minemobile.co.jp/contact にてお問い合わせ後、 info@minemobile.co.jpを受信可能に設定
■サービス内容
5GBから60GBの容量が選べる基本プランに加えて、①10分かけ放題②留守電機能③キャッチホン機能の3つからオプションを選ぶことができます。また、テザリングが無料でついています。
月額料金 | 通信容量 | |
ライトプラン | 1,980円(税込2,178円) | 5GB/月 |
スタンダードプラン | 2,980円(税込3,278円) | 20GB/月 |
マックスプラン | 4,480円(税込4,928円) | 60GB/月 |
マックス+プラン | 5,980円(税込6,578円) | 60GB/月(制限なし) |
別途料金を追加してかけ放題プランを追加することも可能です。かけ放題プランは以下の3種が提供されています。
・20分かけ放題:月額1,680円(税込1,848円)
・30分かけ放題:月額1,980円(税込2,178円)
・24時間かけ放題:月額2,580円(税込2,838円)
■いきいきスマイル共済
Next Aid(旧マインモバイル)は『いきいきスマイル共済』という独自の共済を備えており、初回手数料や月額費を支払うことでサービスを受けることができます。また報酬プラン(仕組み)も追加されるので、ひとつずつ内容を確認していきましょう。
いきいきスマイル共済の概要
共済に入会する場合は、①入会金、②年間組合費、③プランに応じた月額費の3つの費用を支払うことになります。
入会金は税込550円、組合費は税込1,100円/年と一律ですが、月々の掛け金は加入するプランと会員の年齢によっても異なってきます。以下が代表的なプランの例です。
スタンダードプランに関しては毎月2,500円から3,300円、ハーフプランは毎月1,250円から1,400円支払うことでサービスを利用できます。
また「保障内容」の欄に記載されているポイントは後述の報酬プラン(仕組み)の受取金額に関わってくるもので、高額のリターンを求めるのであれば月額費の高いプランに参加することになります。
サービス内容を見てみるといずれも冠婚葬祭に関するもので、いざというときに大金が必要になる機会ばかりです。しかし実用的なものは少ないため、「保険としてあったら安心」くらいの感覚になると思います。
ほかにも様々なプランが用意されています。詳しくはこちらをご確認ください。
アクセルモバイルとは
■会社概要
携帯電話や光ブロードバンドなどのサービスを提供している、株式会社Joinの事業のひとつです。大容量の格安SIMを、ネットワークビジネス(MLM)の会員制の形式で展開しています。
会社情報
・販売業者:株式会社Join
・運営統括責任者:代表取締役 大宮 久司
・所在地:北海道苫小牧市弥生町2丁目3-1
カスタマーサポート(アクセルモバイル 問い合せ窓口)
・電話番号:0120-197-925
・受付時間 9:00~21:00 (年中無休)
・メールアドレス:user-support@accellmobile.com
■サービス内容
docomo、Softbank、auの3大キャリアから乗り換えができるSIMカードを提供しています。50GBが3,980円(税込4,400円)と、格安SIMの業界の中でも大容量で低価格が売りのサービスです。
主な料金プランは以下のとおりです。
・通話SIM基本プラン(スマホ用)
10GBプラン:2,200円/月
50GBプラン:4,400円/月
・データSIM(ポケットWi-Fi用)
50GBプラン:4,200円/月
・SMS対応SIM(その他)
50GBプラン:4,300円/月
Next Aid(旧マインモバイル)・マインモバイルが利益をあげる仕組み
Next Aid(旧マインモバイル)・アクセルモバイルの両社とも、ネットワークビジネス(MLM)の特徴である、口コミを直接販売によって製品を提供しています。販売元から仲介業者を介さずに消費者へ販売できるので、一般的に広告費や中間マージンとしてかかっている費用をそのまま組織の収入源として利益をあげられます。
また、月額で会員費を徴収することで、会社の売上に関わらず安定した運営資金を獲得できることも重要な要素です。これによって、高品質な製品を安価で提供できる仕組みをつくり出しています。
Next Aid(旧マインモバイル)会員(代理店)の内容は以下のとおりです。
Next Aid(旧マインモバイル)会員(代理店)の内容は下記の公式サイトに詳しく記されています。
マインモバイル代理店資料
アクセルモバイル代理店用資料は以下となります。
Next Aid(旧マインモバイル)・アクセルモバイルの入会・退会方法
ビジネスを始めるには事前に会員登録が必要です。初期費用やランニングコストもかかるので、大まかな費用や登録の手順を確認しましょう。
Next Aid(旧マインモバイル)の入会・退会方法
■初期費用とランニングコスト
Next Aid(旧マインモバイル)の会員費用は以下の通りです。
・代理店登録初期費用:22,000円(税込)
・コンプライアンス研修費用:モバイル編11,000円、共済編11,000円(税込)
・プラン加入初期費用:事務手数料3,300円+SIM発行手数料1,100円(税込)
・共済利用初期費用:550円+労働組合年会費1,100円(税込)
・月額ランニングコスト:WEBシステム使用料 8,800円/月+契約プラン費用(税込)
初期費用の合計は52,800円です。代理店登録料の中には、活動に必要なガイドブックやビジネスマニュアルなどがまとまった「スターターキット」の料金も含まれます。
■入会方法
代理店(会員)登録の手順は主に5工程で完了します。
①既存代理店から代理店登録URLを受け取る
②概要書面番号を入力する
③代理店加入時の確認事項をチェック
④個人情報の入力
⑤コース選択とクレジットカードの入力
以上のステップで登録すると活動を開始することができます。概ね登録画面の指示通りに操作を行えば簡単に登録が可能です。
■退会方法
マイページから解約申請欄にアクセスし、画面の指示に従って操作すると解除できます。契約期間は24ヶ月と定められており、期間内に解約すると違約金として税込13,200円支払わなければなりません。
また、代理店に登録した方は20日間のクーリングオフ制度が用意されています。ハガキに以下の内容を記したうえで、指定の住所まで送付しましょう。
〇記載内容
・ID番号、氏名
・住所、電話番号
・スポンサー名(紹介者)
・申込日・サービス名(代理店契約・yourベーシック・生きる希望など)
・SIM契約のクーリングオフの場合はMNP転出の有無
・クーリングオフの理由を記入
〇送付先
〒604-8171 京都府京都市中京区虎屋町566-1
井門明治安田生命ビル4F カスタマーセンター
アクセルモバイルの入会・退会方法
■初期費用とランニングコスト
アクセルモバイルの会員費用は以下の通りです。
・初期費用:15,000円+送料880円(税別)
・月額ランニングコスト:13,980円/月(税別)
ランニングコストの内訳は、月額会費10,000円、SIM50GBプラン(3,980円)を契約したものとして算出しています。
■入会方法
代理店(会員)登録の手順は主に6工程で完了します。
①既存代理店から招待メールを受け取る
②招待メール内のURLから代理店登録する
③スターターキットを受け取る
④スターターキットに同封されている「電気通信事業 媒介等業務委託者届出書」を総務省に郵送
⑤1週間前後で「届出番号」が返信される
⑥代理店マイページに「届出番号」を登録
以上のステップで登録すると活動を開始することができます。スターターキットの費用は初期費用内に含まれています。
■退会方法
退会方法は代理店マイページから確認することができます。ただし、使用していたSIMを解約月の翌月15日までに必着で返送する必要があります。
〇返送先
〒901-2131
沖縄県浦添市牧港5丁目11-5 プログレス3階
解約月の料金の日割り計算はなし、返送がなかった場合にはSIM1枚につき2,200円の損害金が発生するので注意しましょう。
契約に関しての細かな情報は、公式サイト内の「よくある質問」に記載されています。
Next Aid(旧マインモバイル)・アクセルモバイルの報酬プラン(仕組み)
ネットワークビジネス(MLM)の1番の注目点である報酬プラン(仕組み)は、各会社ごとに複数用意されてることがほとんどです。ひとつずつ確認していきましょう。
Next Aid(旧マインモバイル)の報酬プラン(仕組み)
報酬プラン(仕組み)は6種類あります。形態はアクセルモバイル同様、ユニレベルとバイナリーです。下記では従来の報酬プラン(仕組み)を紹介しますが、2022年4月1日からプランが変更されるため、変更後の内容はこちらのサイトをご覧ください。
・Next Aid(旧マインモバイル)報酬プラン(仕組み)改変内容
①ベーシックボーナス
自身のユニレベル組織内のサービス利用者が、毎月支払う料金プランに応じて受け取れる報酬です。各料金プランにはポイントが割り振られており、1ポイント=1円として換算されています。
サービス名 | コース名 | 月額料金(税込) | ポイント |
Yourベーシック | ライトプラン(5GB) | 2,178円 | 1,000P |
スタンダードプラン(20GB) | 3,278円 | 2,300P | |
マックスプラン(60GB) | 4,928円 | 4,280P | |
マックス+プラン(60GB無制限) | 6,578円 | 5,500P | |
Yourデータ | 12GBプラン | 2,480円 | 1,500P |
30GBプラン | 3,280円 | 2,600P |
ボーナスの取得条件は以下のように定められています。コンプライアンス研修を受講していると規定率が上がる仕組みです。直紹介ACT代理人とは、現時点で活動を行っている代理人のことを指します。
ベーシックボーナス取得条件 | 規定率(通常) | 規定率(受講済み) |
- | 10% | 20% |
【直紹介ACT代理店1名】または【パーソナルグループでモバイルサービスを3~5回線契約】 | 15% | 25% |
【直紹介ACT代理店2名】または【パーソナルグループでモバイルサービスを6回線以上契約】 | 20% | 30% |
(例)
あなた自身がコンプライアンス研修を受講済みで、直紹介ACT代理店が1名(スタンダードプランに加入)いた場合
2,300ポイント✕25%=575円
②リクルートボーナス
新規の代理店を獲得した月に獲得できる単発のボーナスです。自身のタイトル(ランク)によって報酬額も変化します。
タイトルの条件は以下のとおりです。
報酬額は5段階に分けられています。
タイトル | タイトル単価 |
CA0、CA1 | 6,000円 |
CA2、CA3 | 9,000円 |
CA4、CA5 | 12,000円 |
RCA1、RCA2 | 14,000円 |
RCA3以上 | 16,000円 |
③スタートダッシュボーナス
自身が代理店登録を完了した日から、60日以内に獲得した新規代理店の人数によって獲得できるボーナスです。3名獲得ごとに15,000円のボーナスが支払われます。ボーナス獲得条件として、コンプライアンス研修を受講していることが挙げられます。
(例)
60日以内に5名の新規代理店を獲得した場合
3名ごとでカウントされるため、15,000円のボーナスです。
④バイナリーボーナス
CA1以上のタイトルであれば毎月受け取ることができるボーナスです。高タイトルになるほど報酬額が上がります。
⑤ワンタイムボーナス
CA4以上のタイトルに初めて昇格した際に受け取れる単発のボーナスです。かなり高額な報酬なので注目度も高まります。
⑥リーダーシップボーナス
CA5以上の代理店が毎月獲得できるボーナスです。かなり高ランクの組織を構築する必要があるので、初心者には道のりが長いプランでしょう。
いきいきスマイル共済加入後の報酬プラン(仕組み)と実例
共済に入会すると、報酬プラン(仕組み)のベーシックボーナスに共済加入後の算出方法も追加されます。具体的な報酬プラン(仕組み)は上記の「ベーシックボーナス(共済)」にある通りで、1ポイント=1円として換算されます。
報酬の換算はあなたのユニレベルにおける“直紹介ACT代理店”の人数と、自身の直下にいるダウンが加入している共済の口数によって変化してきます。以下に実例を挙げます。
(例)
【条件】
・自身がコンプライアンス研修受講済み
・自身がいきいきスマイル共済に1口加入している
・直紹介ACT代理店が1名(1レベル)がハーフプラン(1000ポイント)に加入
・2レベルのダウンの2名がともにスタンダードプラン(2500ポイント)に加入
【結果】
(1000ポイント×20%)+(2500ポイント×5%)×2人=450円/月
この条件で計算すると毎月450円の収入しか上がらず、自身がどのプランに属していても月額費をペイすることはできません。
共済の月額収支を黒字にするには、最低でも直紹介ACT代理店が3名以上いることが必須で、2レベル以降のダウンの構成人数が鍵となってきます。
また自身が3口以上加入していると1レベルの換算率が25%までアップしますが、その分月額費が3倍になってしまいます。
いきいきスマイル共済の評価
収入をアップさせるために加入した方は相当な行動力が求められますが、病気持ちなどで入退院を繰り返しているような方にはメリットの大きい仕組みです。
アクセルモバイルの報酬プラン(仕組み)
報酬プラン(仕組み)は7種あります。組織はユニレベルとバイナリーの形態が採用されています。
①スタートボーナス
自身の紹介から新規のビジネス会員を獲得したとき、初期費用に含まれるスターターキットの料金から支払われる報酬です。1人目の紹介で4,000円、2人目の紹介で6,000円、3人目以降の紹介では8,000円の報酬を獲得できます。紹介時のみ支払われるプランです。
(例)
3人のビジネス会員を獲得した場合
4,000+6,000円+8,000円=18,000円
②リワードボーナス
ビジネス会員が直接紹介したユーザーの月額基本料金をもとに報酬が決まるプランです。新規登録者は一般会員、ビジネス会員問わず報酬が発生し、ボーナス率は毎月7%と定められています。毎月継続して支払われるプランです。
(例)
ユーザーが50GBプラン(税別3,980円)に登録している場合
3980円✕7%≒280円
③スペシャルボーナス
自身が紹介したビジネス会員1人につき、2,500円の報酬を毎月獲得できるプランです。アクセルモバイルの報酬プラン(仕組み)の中では、核となるボーナスと言えます。人数や金額の上限はありません。
(例)
ビジネス会員を4人紹介した場合
2,500円✕4人=10,000円/月
④ペアマッチボーナス
バイナリーの仕組みを取り入れた報酬プラン(仕組み)です。自身のダウンが伸びていき、左右にペアができたときにボーナスを獲得できます。紹介実績が1~2人のときは500円、3人目以降は1000円の報酬額です。
同じ階層でペアになることが条件に指定されており、バランスよく組織を構築しなければなりません。ペアができたタイミングでのみ発生する単発の報酬です。
(例)
ダウンの1階層で1ペア、2階層目で2ペアの組織を構築した場合
500円✕2人=1,000円
1,000円✕1ぺア=1,000円
合計2,000円
⑤バイナリーボーナス
毎月のビジネス会員の会費と通信費を原資として、紹介実績をもとに支払われる報酬プラン(仕組み)です。左右のバランスは関係なく、自身が紹介したビジネス会員の人数で報酬額(報酬率)が決まります。1~2人の紹介で5%、3~4人で7%、5~6人で8%、7人~で10%と定めれれています。
(例)
直紹介者3人が会費10,000円、3,980円の通信プランに加入ていた場合
(10,000円+3,980円)✕3人✕7%=2,919円
⑥リーダーボーナス
自身のタイトル(ランク)によって報酬が獲得できる報酬プラン(仕組み)です。ダウンの片方だけが伸びてしまった場合でも受け取れるボーナスなので、会員には重宝します。
ⅠからⅦのタイトルがあるうち、小さいほうのダウンの売上ポイントが50万ポイント以上、活動をしている紹介者が3人以上が条件の「Ⅲスター」タイトルから受け取れます。
ポイントの換算については、アクセルモバイル代理店用資料をご確認ください。1ポイント1円として換算、報酬率はⅢスターは3%、Ⅶスターは7%と定められています。
(例)
自身はⅢスター、ダウン全体のポイントが100万ポイントの場合
100万ポイント✕3%=30,000円
⑦メガマッチボーナス
バイナリーボーナスやリーダーボーナス同様、ビジネス会費と通信費を原資としたボーナスです。自身が紹介したビジネス会員にバイナリーボーナスが発生した際、タイトルに応じて2~20%の報酬率で獲得できます。
あなたのダウン階層を上から1次(直紹介者)、2層目を2次として報酬率を表記します。
Ⅰスター | Ⅱスター | Ⅲスター | Ⅳスター | Ⅴスター | Ⅵスター | Ⅶスター | |
1次 | 5% | 7% | 10% | 15% | 15% | 20% | 20% |
2次 | - | 2% | 2% | 3% | 5% | 7% | 10% |
3次 | - | - | - | - | 2% | 3% | 5% |
(例)
あなたのタイトルがⅢスターで、1次のバイナリーボーナスが10,000円、2次が5,000円の場合
10,000円✕10%+5,000円✕2%=1,100円
Next Aid(旧マインモバイル)・アクセルモバイルの報酬プラン(仕組み)は稼げるのか?
ご紹介したコストと報酬プラン(仕組み)を踏まえて、両社のビジネスの仕組みが稼げるのかを評価していきます。
Next Aid(旧マインモバイル)は稼げるのか?
月額3,278円のスタンダードプランに加入した場合の1年間のランニングコストは以下のとおりです。
22,000円(代理店登録初期費用)
+11,000円✕2(コンプライアンス研修費用)
+4,400円(プラン加入初期費用)
+1,650円(共済利用初期費用)
+8,800円✕12ヶ月(WEBシステム使用料)
+3,278円✕12ヶ月(契約プラン料金)
=194,986円
最もシンプルな料金プランに加入していても、初年度は初期費用がかさみ約20万円の出費となります。これは大手キャリアの人気プランなどで、毎月16,000円ほどの携帯料金をかけているユーザーと同等な金額です。
このコストをペイするには、最低でもCA4以上の高ランクを維持する必要があります。直紹介ACT代理店を3名、ダウン全体のACT代理店を15名以上継続するとなると、かなりの行動力が求められます。
組織を維持する労力と、収支を黒字にするまでの出費を続けられるかを検討したうえで取り組みましょう。
アクセルモバイルは稼げるのか?
1年間のランニングコストは
15,000円(初期費用)+880円(送料)+13,980円×12か月(会費+通信費)=183,640円
と算出されます。
携帯料金込みでの価格ですが、格安SIMを導入しても大手キャリアの料金と変わらない、もしくは高くなる方がほとんどだと思います。ビジネス初心者には負担が大きい金額です。
また、報酬プラン(仕組み)の内容を踏まえると、最低でもビジネス会員を3名以上獲得しなければ収支は赤字のままです。労力をかけてようやく新規会員を獲得できても、収入額に見合わないと感じるかもしれません。
5名以上のビジネス会員を紹介できるまでは、安定した収入が見込めないと想定しておくべきでしょう。
Next Aid(旧マインモバイル)・マインモバイルの評価
両社ともビジネスの仕組みは似ており、格安SIMの料金プランや共済などの追加要素の有無によって区別化されているのが現状です。どちらもサービスの開始から数年しか経っておらず、ネットワークビジネス(MLM)の会社としてはまだ安定していないと評価されます。
以下の記事でネットワークビジネスの評価基準を記載しています。併せてご覧ください。
・副業初心者が選んではいけないネットワークビジネスのタイミング
・トップリーダーが教えないネットワークビジネス報酬プラン(仕組み)の真実
現代は大手キャリアから格安SMに移行するケースが増加しているため、需要はあると想定されます。
しかし、未だにネットワークビジネスの印象が悪いのが事実です。ねずみ講ではないため健全な会社とは言えますが、副業としてビジネスに取り組むユーザーにどれほどアクセスできるかが予想できません。
また、初期費用やランニングコストが高いのも懸念材料です。ネットワークビジネス(MLM)は収支をプラスにするまでの忍耐が必要になってくるため、月額費が高額であることは意識しなければなりません。
金銭面に余裕があり、行動するための時間や人脈が確保できるかを見極めて取り組んでいきましょう。
以上のことから、直紹介ACT代理店が少ないうちはあまり恩恵を受けない報酬プラン(仕組み)と言えるでしょう。
共済に加入して報酬額を増やそうとするなら、最低でも直紹介ACT代理店が3名以上いることが必須となってきます。
いきいきスマイル共済の評価
①誰でも日常的に使用できるサービスではない(恩恵を受ける人が限定的)
②収入目的で加入しても初心者は月額の出費が増えるだけ
共済の概要や付随する報酬プラン(仕組み)を見てきましたが、上記①②により病気持ちでよく入退院を繰り返すような方には入会するメリットが大きいかもしれません。
報酬プラン(仕組み)は直紹介ACT代理店の人数で決まるとまとめましたが、実際に収支が黒字になっている会員は、通常の報酬プラン(仕組み)だけでも十分なダウンが形成できている人を意味します。
また日常から契約している保険などと重複する項目も多いため、わざわざ同じような保険にふたつも加入するのか、見ず知らずの会社で信頼性はあるのかといった問題も発生します。
総合的に見ても共済の会員獲得が難しい時代なので、収入目的での参加でしたら、かなりの本気モードで取り組まなければなりません。
しかし、やる価値はあるのではないでしょうか。
いきいきスマイル共済の評価
収入をアップさせるために加入した方は相当な行動力が求められますが、病気持ちなどで入退院を繰り返しているような方にはメリットの大きい仕組みです。
アクセルモバイルの報酬プラン(仕組み)
報酬プラン(仕組み)は7種あります。組織はユニレベルとバイナリーの形態が採用されています。
①スタートボーナス
自身の紹介から新規のビジネス会員を獲得したとき、初期費用に含まれるスターターキットの料金から支払われる報酬です。1人目の紹介で4,000円、2人目の紹介で6,000円、3人目以降の紹介では8,000円の報酬を獲得できます。紹介時のみ支払われるプランです。
(例)
3人のビジネス会員を獲得した場合
4,000+6,000円+8,000円=18,000円
②リワードボーナス
ビジネス会員が直接紹介したユーザーの月額基本料金をもとに報酬が決まるプランです。新規登録者は一般会員、ビジネス会員問わず報酬が発生し、ボーナス率は毎月7%と定められています。毎月継続して支払われるプランです。
(例)
ユーザーが50GBプラン(税別3,980円)に登録している場合
3980円✕7%≒280円
③スペシャルボーナス
自身が紹介したビジネス会員1人につき、2,500円の報酬を毎月獲得できるプランです。アクセルモバイルの報酬プラン(仕組み)の中では、核となるボーナスと言えます。人数や金額の上限はありません。
(例)
ビジネス会員を4人紹介した場合
2,500円✕4人=10,000円/月
④ペアマッチボーナス
バイナリーの仕組みを取り入れた報酬プラン(仕組み)です。自身のダウンが伸びていき、左右にペアができたときにボーナスを獲得できます。紹介実績が1~2人のときは500円、3人目以降は1000円の報酬額です。
同じ階層でペアになることが条件に指定されており、バランスよく組織を構築しなければなりません。ペアができたタイミングでのみ発生する単発の報酬です。
(例)
ダウンの1階層で1ペア、2階層目で2ペアの組織を構築した場合
500円✕2人=1,000円
1,000円✕1ぺア=1,000円
合計2,000円
⑤バイナリーボーナス
毎月のビジネス会員の会費と通信費を原資として、紹介実績をもとに支払われる報酬プラン(仕組み)です。左右のバランスは関係なく、自身が紹介したビジネス会員の人数で報酬額(報酬率)が決まります。1~2人の紹介で5%、3~4人で7%、5~6人で8%、7人~で10%と定めれれています。
(例)
直紹介者3人が会費10,000円、3,980円の通信プランに加入ていた場合
(10,000円+3,980円)✕3人✕7%=2,919円
⑥リーダーボーナス
自身のタイトル(ランク)によって報酬が獲得できる報酬プラン(仕組み)です。ダウンの片方だけが伸びてしまった場合でも受け取れるボーナスなので、会員には重宝します。
ⅠからⅦのタイトルがあるうち、小さいほうのダウンの売上ポイントが50万ポイント以上、活動をしている紹介者が3人以上が条件の「Ⅲスター」タイトルから受け取れます。
ポイントの換算については、アクセルモバイル代理店用資料をご確認ください。1ポイント1円として換算、報酬率はⅢスターは3%、Ⅶスターは7%と定められています。
(例)
自身はⅢスター、ダウン全体のポイントが100万ポイントの場合
100万ポイント✕3%=30,000円
⑦メガマッチボーナス
バイナリーボーナスやリーダーボーナス同様、ビジネス会費と通信費を原資としたボーナスです。自身が紹介したビジネス会員にバイナリーボーナスが発生した際、タイトルに応じて2~20%の報酬率で獲得できます。
あなたのダウン階層を上から1次(直紹介者)、2層目を2次として報酬率を表記します。
Ⅰスター | Ⅱスター | Ⅲスター | Ⅳスター | Ⅴスター | Ⅵスター | Ⅶスター | |
1次 | 5% | 7% | 10% | 15% | 15% | 20% | 20% |
2次 | - | 2% | 2% | 3% | 5% | 7% | 10% |
3次 | - | - | - | - | 2% | 3% | 5% |
(例)
あなたのタイトルがⅢスターで、1次のバイナリーボーナスが10,000円、2次が5,000円の場合
10,000円✕10%+5,000円✕2%=1,100円
Next Aid(旧マインモバイル)・アクセルモバイルの報酬プラン(仕組み)は稼げるのか?
ご紹介したコストと報酬プラン(仕組み)を踏まえて、両社のビジネスの仕組みが稼げるのかを評価していきます。
Next Aid(旧マインモバイル)は稼げるのか?
月額3,278円のスタンダードプランに加入した場合の1年間のランニングコストは以下のとおりです。
22,000円(代理店登録初期費用)
+11,000円✕2(コンプライアンス研修費用)
+4,400円(プラン加入初期費用)
+1,650円(共済利用初期費用)
+8,800円✕12ヶ月(WEBシステム使用料)
+3,278円✕12ヶ月(契約プラン料金)
=194,986円
最もシンプルな料金プランに加入していても、初年度は初期費用がかさみ約20万円の出費となります。これは大手キャリアの人気プランなどで、毎月16,000円ほどの携帯料金をかけているユーザーと同等な金額です。
このコストをペイするには、最低でもCA4以上の高ランクを維持する必要があります。直紹介ACT代理店を3名、ダウン全体のACT代理店を15名以上継続するとなると、かなりの行動力が求められます。
組織を維持する労力と、収支を黒字にするまでの出費を続けられるかを検討したうえで取り組みましょう。
アクセルモバイルは稼げるのか?
1年間のランニングコストは
15,000円(初期費用)+880円(送料)+13,980円×12か月(会費+通信費)=183,640円
と算出されます。
携帯料金込みでの価格ですが、格安SIMを導入しても大手キャリアの料金と変わらない、もしくは高くなる方がほとんどだと思います。ビジネス初心者には負担が大きい金額です。
また、報酬プラン(仕組み)の内容を踏まえると、最低でもビジネス会員を3名以上獲得しなければ収支は赤字のままです。労力をかけてようやく新規会員を獲得できても、収入額に見合わないと感じるかもしれません。
5名以上のビジネス会員を紹介できるまでは、安定した収入が見込めないと想定しておくべきでしょう。
Next Aid(旧マインモバイル)・マインモバイルの評価
両社ともビジネスの仕組みは似ており、格安SIMの料金プランや共済などの追加要素の有無によって区別化されているのが現状です。どちらもサービスの開始から数年しか経っておらず、ネットワークビジネス(MLM)の会社としてはまだ安定していないと評価されます。
以下の記事でネットワークビジネスの評価基準を記載しています。併せてご覧ください。
・副業初心者が選んではいけないネットワークビジネスのタイミング
・トップリーダーが教えないネットワークビジネス報酬プラン(仕組み)の真実
現代は大手キャリアから格安SMに移行するケースが増加しているため、需要はあると想定されます。
しかし、未だにネットワークビジネスの印象が悪いのが事実です。ねずみ講ではないため健全な会社とは言えますが、副業としてビジネスに取り組むユーザーにどれほどアクセスできるかが予想できません。
また、初期費用やランニングコストが高いのも懸念材料です。ネットワークビジネス(MLM)は収支をプラスにするまでの忍耐が必要になってくるため、月額費が高額であることは意識しなければなりません。
金銭面に余裕があり、行動するための時間や人脈が確保できるかを見極めて取り組んでいきましょう。