貯金が苦手な方必見!男女別「上手に使って上手に貯める10個のコツ」

Last Updated on 2023年12月16日 by admin

   

トイックなだけでは続かない 楽しく使って上手に貯める

「よし、今月から貯金を始めよう!」と思いたち、「まずは節約からだよね」と無理な節約生活。

「やっぱりキツイなぁ、貯金は来月からにしよう」・・・。

貯金の苦手な人の典型的な失敗パターンです。

 

そうならないためには、無理なく楽しく貯金をすることが大切です。

ただ、何が楽しいか、優先順位は何かというのは男性と女性では違うもの。

 

そこでこの記事では男女別に、楽しみながら貯金のできる10個のコツをご紹介します。

これを読んでいただければ、あなたも明日から貯金体質に!ぜひ最後までお付き合いください。

 

ムダを見直すだけで大幅改善!貯金が苦手な男性にオススメ10のコツ

女性に比べてどんぶり勘定な人が多い男性の場合、積極的に節約しなくても生活の中のちょっとした「ムダ」を見直すだけでお財布の中身は大幅に改善されます。

後はそれを上手に貯めるだけ。

男性がムダを貯金に変えられる、オススメ10のチェックポイントを紹介します。

 

通帳やカード明細のチェック

まずは通帳やカードの明細をチェックすることから始めてみましょう。お金の入り口と出口の確認です。これだけでお金に対する意識が随分変わります。

 

浪費・消費・投資の区別

出ていくお金を「浪費」「消費」「投資」の3つに分類します。

 

  • 浪費・・・いわゆる無駄遣いです。タバコやお酒、その他贅沢品やギャンブルなどが                     これに当たります。
  • 消費・・・衣食住に必要な費用です。
  • 投資・・・積極的に資産運用をしたり、また自分の能力を向上させる自己投資にかかる                 費用もここに含まれます。

 

コツは節約のために浪費を全てやめようとは考えないこと。ムダを一切なくそうなどど考えると、息が詰まってしまいます。1つ2つは浪費も残しましょう。

その上で消費の部分で必要以上のものは削り、貯蓄や投資に回します。

 

生活のランニングコストを下げる

ランニングコストとは、消費のうち家賃や携帯代など「固定費」のことです。オススメなのは携帯を格安スマホに変えること。使い勝手は変わらずに、月々の使用料を大幅に下げることができます。

 

4つの口座を用意する

どんぶり勘定状態から抜け出すために、4つの口座を用意しましょう。お金の目的ごとにお財布を用意するのです。

こうすることで出費に対する意識が変わります。

  • 生活費(住居費、食費、光熱費など)
  • 社会的費用(学費、交際費、保険、冠婚葬祭など)
  • 遊びのお金(衣服、旅行、外食など)
  • 貯金したい金額

コツは「貯金したい金額」を最初に決めておくことです。そして残りを他の3つの口座に振り分けます。

給料天引きで積立預金

貯金の最強成功法則は、「残ったお金を貯めるのではなく、先に貯金して残ったお金を使う」ことです。

そこでオススメは給料天引きの積立預金。最初は厳しいなと思いますが、すぐに残りのお金で生活することが当たり前です。

 

車は必要がなければ買わない(売ってしまう)

自動車は買ったときばかりではなく、ガソリン代、駐車場代、点検整備代など、維持費が非常にかかります。

そのため地方の人で車が必需品というわけでなければ、売ってしまいましょう。

必要な時はレンタカーを借りれば済みます。

 

確定拠出型年金を見直す

会社で確定拠出型年金に加入している人も多いと思います。しかし資金を株や債券などに振り分けるように指図せず、放ったらかしにしている人がほとんどだと思います。

ところがこの数年の株高で、債権から株に振り分けた人は大幅に資産が増えているのです。ぜひ見直しをオススメします。

 

年金目的の財形貯蓄だと550万円まで非課税

会社が財形貯蓄制度を導入しているのであれば、是非利用すべきです。

まず給料から天引きされるので、強制力があります。

そしてなんといっても550万円までは非課税で運用できるというメリットがあります。通常の預貯金は利息に対し、20.315%の税金がかかってくるのですが、年金目的の財形貯蓄の場合、非課税になります。

 

貯蓄よりローンの支払優先

住宅ローン、自動車ローン、その他借入金がある場合は、そちらの返済を優先しましょう。貯蓄の利息よりローンの利息のほうが高いので、ローンを先に終わらせた方がお得になるからです。

 

衝動買い、無駄遣いを防ぐ方法

貯金、節約の一番の大敵は浪費です。では衝動買いや無駄遣いを防ぐにはどうしたら良いでしょうか。

それは「適度な」無駄遣いを禁止しないことです。完璧に節約生活をしようとすると息がつまり、短期間で破綻してしまいます。少しずつ息抜きをしながらメリハリをつけてお金を使うことで、持続する節約体質、貯金体質が身についてきます。

 

楽しみながら貯めていく 女性におすすめスマート貯金10のコツ

男性に比べ節約や貯金が得意な女性ですが、更にスマートに効率よく貯金できるポイントをお伝えします。

 

キレイも楽しいも貯金も欲しい

女性には男性とは違った出費が数多くあります。化粧品代、洋服代、美容院代、エステ代・・・。またお洒落なカフェやレストランでお茶や食事を楽しむ回数も男性より多い傾向にあります。

節約はもちろん大切ですが、それらを全部抑えて貯金をしても、華のない荒んだ生活になってしまいます。

キレイとお金の両立。これが女性が貯金に成功する第一のポイントです。

 

ポイントを決めて変動費を抑える

変動費とは食費や交際費など毎月金額が変わる費用のことです。女性の場合、女子会があったり、女性同士でランチにいったりと、この変動費がかさみます。

ただ逆に言うと、多額な分工夫をすれば削りやすいとも言えます。

おすすめは平日のお昼ご飯の工夫。週3日はお弁当、残り2日は外食ランチにしてみるのです。

ずっとお弁当ばかりでは気分も変わらず、悲しくなってしまいますが、週に2日ほどは自分へのご褒美として気の利いたランチを食べる。

こうしてメリハリをつけることが、節約生活を長続きさせるコツです。

 

スーパーの安売りを上手に使う

食材はスーパーの安売り情報をチェックして、まとめ買いをしましょう。そしてその材料で料理を作り置きしておくのです。

仕事で疲れて帰ってきた後でも、作りおきの料理があれば手軽に手作り料理が楽しめて一挙両得です。

 

ネットショップの上手な利用法 ポイントを貯める

ネットショップはタイムセールやポイント10倍セールなどを狙ってお買い物。ポイントを大量にゲットしましょう。

 

ファッションは定番とプチプラの使い分け

女性にとってファッションアイテムはその日の気分さえ左右する重要なもの。そこで節約のためには、定番商品はプロパーでしっかりしたものを購入し、その年だけの流行り物はプチプラ(プチプライス)のもので済ませるようにしましょう。

満足感と節約を上手に組み合わせるのがコツです。

 

財布を全く開かない「0円day」を作る

一週間に1日でいいので、お財布からお金を全く出さない「0円day」を作ってみましょう。通勤は定期、お昼ご飯はお弁当、まとめ買いをしておかずを作り置きしておけば晩御飯までお金はかからないはず。

そして4回0円dayが達成できたら自分にご褒美ランチ。このアメとムチがポイントです。

 

カードを使うなら必ず一括払い リボ払いは絶対しない

欲しいものがあると手持ちの現金がなくても、ついついカードで買物をしてしまいがち。そんな時でも支払は必ず一括払いにしてください。

リボ払いや分割払いは借金です。絶対にやめましょう。

 

銀行の手数料は払わない

近くて便利ということで、深夜のコンビニのATMでお金をおろす。手数料を考えてみてください。4回下ろせば1,000円近くにもなります。

お金は月に1度、自分の取引先銀行で手数料無しでまとめておろしましょう。

 

使う貯金・貯める貯金を分け、貯める貯金には手を付けない

貯金は、旅行へ行ったりちょっと高いアクセサリーなどを買ったりする「使う貯金」と将来のためにひたすら貯める「貯める貯金」に分けましょう。そして貯める貯金は何があっても決して手を付けてはいけません。ここでもひたすら我慢ではなく、「使う貯金」で自分にご褒美も与えるようにします。

 

貯金は現金、外貨、保険と分ける

男性に比べ保守的な傾向の強い女性は、お金を貯めるといえば貯金のみという人が多くなります。

しかしただ貯金をしていただけでは、現在の超低金利時代、お金はほとんど増えません。

そこでお金の一部を日本より金利の高い外貨預金にしてみたり、貯蓄性のある保険商品に振り分けてみるのもおすすめです。

 

まずはじめよう そしてつづけよう

男女で共通するコツとしては、

・入ってくるお金と出ていくお金を意識し、使用目的別にお金を分ける

・適度なご褒美を自分に与えることで、節約を持続させる

・お金はただ貯めるのではなく、運用などの視点も取り入れてみる

 

という3点になります。

 

そしてとにかく今日からすぐに始めること。そして続けることが重要です。自分に対するアメとムチ。この10のコツを上手に使ってぜひ理想的な貯金体質に生まれ変わってください。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。